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メインクエスト

FF14 暁月6.0 メインクエスト感想

© UsaNekoSanpo

※暁月のフィナーレ6.0 メインクエストに関わる絶大なネタバレが含まれます。
必ず6.0メインクエストを完遂してからご覧になられますように。

ねこちゃん
ねこちゃん

詳細な考察や細かい批評とかはない、いつもどおりのざっくり感想です。

ヘルメス VS ゼノス

生命賛歌。メインクエスト「星と命の物語 ハイデリン VS ゾディアーク編」プレイ終了。
世の理、始まりがあるなら終わりがある。
終わりがあるなら、何故、何のために生命は生きようとする? 人間誰しもが一度は考えたことがある命題をRPGのお手本とも言えるような流れで完結させた暁月のフィナーレでしたが、世界の終末の原因が暁月編に(ぽっと出)初登場の「青い鳥」になるとはカケラも予想もしていませんでした。正直、心から楽しかったです。

「生きる理由、命の意味をどう考えるのか」という問いをメーティオンに乗せて星々へと尋ねたヘルメス。
世界や自分に対し、不確かで不安定な思いがあったから故に、改めて意味を問うてみたかったのでしょうね。
普段は意識していなくとも、たまにちょっと深く考えたりする時あるもんな。

そんなヘルメスの対局にいるとも言えるのが、こちらゼノス。
「己の生に横臥することごとく、それに意味を、答えを出すのは己自身だ。」
確固たる不動の自己(ヒカセンストーカー)を持ってらっしゃる方の発言は強い。
こりゃ、ヘルメス一発K.Oですわ。

そういえば、ゼノスとは夕焼けの河川敷にて、拳で語り合っての終焉を迎えてスッキリしましたが、ヘルメスにもせめて「お前なにしてくれてねん」と1回くらい直にどつきたかったです。

生命失われた星々

生命は尊い。
一方、壮大なる宇宙すべてにおいて、終わること、消えることこそが合理的なのではないか……というメーティオンの結論に、共感、頷ける方も多かったのではないでしょうか。

星に願いを

人間の歴史を考えても、古代ギリシアあたりの偉い人たちだってめちゃくちゃ考えてきた命題です。
こういう例えはよくありませんが、ひとつのゲームプレイで答えを出せるような問いではありません。しかし、個人的にはこういうことを考える時間というのも、大切なんではないかなと思ったりします。

”花を送ろう”は、フラグだと思っていました。

生命が消えかけた、消えた星。ウルティマ・トゥーレで見るドラゴン族、イーア族、オメガの故郷ドラゴン族を駆逐したアルファトロンのオミクロン。
ゲーム上ではありましたが、私もプレイ中はこちらの登場キャラクターたちの発言に対して批評する言葉は持ち合わせていませんでした。
また、ウルティマ・トゥーレでは、次々と仲間が消えていくし、ハイデリンパワーで一部の古代人が蘇るし、ドラゴンやオメガの星の歴史も見られたしで、ああ、やっぱり物語の総括的なクエストなんだなあと感無量にもなりましたね。

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古代人

古代人については、こうしてメインクエストのエンディングを迎えますと、まず改めてヴェーネス=ハイデリンにごめんなさいを言わないといけませんでした。

この透明感。ハイデリンですわー。

黒幕説に、何いってんだこいつ、結局いつも人頼み奴など悪態ついて悪かった。あんたもえらい大変やったね、というねぎらいと感謝の言葉を捧げましょう。
遠い未来へ生命を託すために世界を人を分断したハイデリンことヴェーネス様に、もう二度と「超える力、ありがてぇwww」とか言えなくなりました。

いつも困り顔で眉間にしわ

エメトセルクはヒカセンに「覚えていろ」と言った立場で、実は自分が一番肝心なことを何も覚えてなかった点を皮肉りたくなったりしましたが、暁月編でも八面六臂というか、雲蒸竜変の大活躍。完全に暁メンバーを喰う勢いで人気キャラにおなりになられて嬉しゅうございます、ソル帝……?
あれだけ過去まで深堀りされて、更に共闘したりしたら、そりゃあ嫌いにはなれなくなりますな。敵だってにんげんだもの。

そんな彼の相棒と言っていいヒュトロダエウスもただの気さくな良い人でしたね。褒め言葉です。
ただ、最期の最期までエメトセルクと楽しそうに会話していた彼が、かつてどのような流れでゾディアークへ殉じたのか、あのポジティブな雰囲気からは思い知ることはできませんでした。

そして個人的に一番思い入れが強いエリディブス。

調停者としての責任感強すぎ

彼が居なかったら古代世界へ行けなかったんだもん。
そして、ひとり残される気持ちをハイデリンへの意趣返しとして、星の海へ還る彼。
過去には色々やってきましたが、彼も人を愛し、星を愛したことに違いはないのでしょうな。
しかし、このエリディブスに関しては万魔殿パンデモニウムで補完される気しかしない(CV的に)ので、わくわくが止まらない。

新しい物語がここからはじまる

暁月のフィナーレでは命と星について以外にも、胸打たれる物語がこれでもかと詰め込まれてましたね。

終末によって失われた命たち。帝国人の歴史における葛藤と誇り。ラザハンとドラゴン族のヴリドラ太守の関係。マタンガ族マトシャの危機一髪。ニッダーナの声が可愛いなどなど。
それらはまた、見えているこれからの課題にもなるわけで、ヒカセンもエスティニアンもしばらくニートにならなくてすみそう。


世界の終末に関しては暁(いつメン)、グランドカンパニーエオルゼア、東方連合、イルサバード派遣団と協力体制で乗り切った「アーテリス」。
”The Warrior of Light”の新たなる物語は、いかにして始まるのか。
しばらくは「青い鳥」について考えながらでも、楽しみにして待つことにしましょう。