
この記事は、2023年にYAMAHA SWX2110-8GとLANケーブルを同時に交換し、交換前後でPingを測定した記録をもとにしています。交換後の測定ではPing値が低くなりましたが、LANケーブルも同時に交換しており、回線状況や通信経路でもPingは変動するため、「SWX2110-8Gへ交換すればPingが下がる」とは断定できません。
2026年現在もSWX2110-8Gを使用しています。現在は、Ping改善だけを目的に選ぶ製品というより、VLAN・QoS・IGMPスヌーピング・ポートミラーリングなどの機能や、LANを管理・見える化しやすい点を含めて選ぶシンプルL2スイッチとして紹介します。
現在も使用中|SWX2110-8GとSWX2110-5Gはどちらを選ぶ?
SWX2110シリーズは、ヤマハのシンプルL2スイッチです。SWX2110-8Gは8ポート、SWX2110-5Gは5ポートで、どちらも各LANポートは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応しています。VLAN、QoS、IGMPスヌーピング、ポートミラーリングなど、一般的なアンマネージドハブより一歩踏み込んだ管理機能を使えるのが特徴です。
| 項目 | SWX2110-8G | SWX2110-5G |
|---|---|---|
| LANポート | 8ポート(1G/100M/10M) | 5ポート(1G/100M/10M) |
| スイッチング容量 | 16Gbps | 10Gbps |
| 1Gbps時のレイテンシー | 1.7μs | 1.9μs |
| 最大消費電力 | 4W | 3W |
| 主な機能 | VLAN、QoS、IGMPスヌーピング、ポートミラーリング、ポートシャットダウン、L2MSなど | |
| 向いている使い方 | PC・ゲーム機・NASなど接続台数が多い場所 | 少数の機器をまとめたい場所 |
※レイテンシーはスイッチ内部の転送遅延で、単位はμs(100万分の1秒)です。ゲームなどで見るPingのms(1000分の1秒)とは単位が異なります。また、スイッチング容量の差は主にポート数の違いによるもので、どちらも各ポートを1Gbpsで利用できる設計です。5GだからゲームのPingが不利という意味ではありません。
迷ったらポート数で選ぶのが分かりやすいです。
ルーターとの接続に1ポート使う構成なら、端末側に使える目安は8Gで7ポート、5Gで4ポートです。将来機器が増えそうなら8G、接続台数が少なくコンパクトさを優先するなら5Gが選びやすいです。
なお、SWX2110-8G/5GのLANポートは最大1Gbpsです。2.5GbEや10GbEのポートが必要な場合は別製品を検討してください。
YAMAHA SWX2110-8G|8ポート
現在うさが使用しているモデルです。PC・ゲーム機・NASなど有線LAN機器が多い場所なら、5ポートモデルより余裕を持って配線できます。
YAMAHA SWX2110-5G|5ポート
ポート数が少なくてよければSWX2110-5Gも候補です。8Gと同じシリーズで、VLAN・QoS・IGMPスヌーピング・ポートミラーリングなどの主要機能を利用できます。
2023年当時:SWX2110-8Gを導入した記録

現在使用してるスイッチングハブで、LANポートが足りなくなった~。

色々とお楽しみですねえ。

なんか、意味深な言われ方だけど、普通に使ってるだけだよ😅
というわけで今回、ルータもWi-FiもYAMAHA製を使用しているうさは、同じくYAMAHAのSWX2110-8Gを購入してみました✨



👆写真は新しく購入したSWX2110-8G。。。ゴツいです😅
「SWX2110シリーズ」はYAMAHAのシンプルL2スイッチ。小規模拠点やSOHOなどを想定した製品ですが、家庭でもVLANやQoS、LANの見える化などを使いたい場合に利用できます。
今回はLANポート不足の解消と、ネットワークを管理しやすくする目的でSWX2110-8Gへ接続を変更しました。

ハブ?🐍 スイッチングハブ?🐍↔🐍

。。。(ねこちゃんは無視)
うさの環境では、対応するYAMAHA機器と組み合わせてLANマップ(ネットワーク機器一覧)を確認できるのが便利でした~。
ネットワーク内の機器を見える化できるのは、SWX2110シリーズを選んだ理由のひとつです✨



(写真左)今までメインで使用していた家庭用の8ポートはサブに変更。
(写真右)今回購入したSWX2110-8G。

で、変えたらどうなったの? はぶ🐍
2023年当時にLANケーブルも同時交換

2023年当時は「サンワサプライ CAT7細径メッシュLANケーブル(10m)」も同時に購入して交換しました。
ただし、SWX2110-8G自体のLANポートは最大1Gbpsなので、ケーブルのカテゴリーを上げるだけでSWX2110の通信速度やPingが必ず良くなるわけではありません。
1Gbpsで使うだけならCat5e/Cat6でも対応でき、将来10Gbps環境も考えるならCat6Aが選びやすいです。この記事ではスイッチとLANケーブルを同時交換しているため、Ping測定値の変化がどちらの影響なのかは切り分けできていません。
購入した製品

サンワサプライ CAT7細径メッシュLANケーブル(10m)※2023年当時に購入

LANケーブルの規格
| 規格 | 代表的な最大通信速度 | 伝送帯域 |
|---|---|---|
| Cat8 | 40Gbps | 2000MHz |
| Cat7 | 10Gbps | 600MHz |
| Cat6A | 10Gbps | 500MHz |
| Cat6 | 1Gbps | 250MHz |
| Cat5e | 1Gbps | 100MHz |
※上表はカテゴリーごとの代表的な値です。実際に利用できる速度は配線長や機器側の対応規格などにも左右されます。SWX2110-8G/5Gは1Gbpsポートのため、このスイッチに接続するだけなら10Gbps対応ケーブルが必須というわけではありません。
今からケーブルを選ぶならCat6A(参考)
1Gbps環境だけならCat5e/Cat6でも利用できますが、今後10Gbps環境へ変更する可能性まで考えるならCat6Aは選びやすい規格です。この記事で2023年当時に購入したケーブルはCat7で、Cat6A製品を購入した記録ではありません。
交換後の測定ではPing値が低下|ただし原因は断定できない

正直、Ping値が変わるとは思ってなかったけど、交換後に同じように測定したところ数値は少し低くなっていました。
ただ、今回はSWX2110-8GとLANケーブルを同時に交換しているし、Pingは回線状況や通信経路でも変動するので、「SWX2110-8Gに交換したから下がった」とは言えないね😅

ぴんぐち、が良くなったらどうなるの?

ブラウジングやSNS閲覧などの普段遣いなら、Ping値はよほど悪くない限り影響はあまりないね~。
でも、主にネットワークゲームを遊ぶ場合はPing値が低い方が操作への反応を感じやすいので、当時の測定でゲームサーバーへのPingの平均値が約2ms低く出たのは嬉しかったかな✨
あくまで、このときの測定結果として見てください。
以下は2023年当時のうさ環境での実測記録です。
スイッチとLANケーブルを同時交換しているため、どちらが数値に影響したかは切り分けできていません。また、Pingは時間帯・回線混雑・接続先・通信経路などでも変動します。製品を交換すれば同じ結果になることを示すものではありません。
検索サイトに30回Ping

| 交換前最小 | 22ms |
| 最大 | 25ms |
| 平均 | 23ms |

| 交換後最小 | 22ms |
| 最大 | 22ms |
| 平均 | 22ms |
ゲームサーバーに30回Ping

| 交換前最小 | 25ms |
| 最大 | 27ms |
| 平均 | 25ms |

| 交換後最小 | 23ms |
| 最大 | 24ms |
| 平均 | 23ms |
ゲームサーバーに過去にPingしたものと比較

こちらはパソコン変更とかゲームサーバ側の環境も変わってるかもしれないので参考までのデータになりますが2020/05/02に測定したデータがあったので比較しました。
この2つの測定値だけを比べると約4ms低くなっています。
ただし、パソコンやゲームサーバー側の環境、回線状況も違うため、製品交換の効果として比較できるデータではありません。2023年当時の参考記録として残しています✨

| 2020年 最小 | 26ms |
| 最大 | 27ms |
| 平均 | 26ms |

| 2023年 最小 | 22ms |
| 最大 | 23ms |
| 平均 | 22ms |

数値は下がってるけど、スイッチだけの効果とは言えないってことですね。
ゲームのPingはスイッチだけで決まるものではありません。地域差・通信経路・QoSなど、回線全体から見た考え方はこちらで詳しくまとめています。
Q&A|SWX2110シリーズとPingのよくある疑問
- QSWX2110-8Gへ交換するとゲームのPingは下がりますか?
- A
必ず下がるとは言えません。この記事では交換後の実測値が低くなりましたが、LANケーブルも同時に交換しており、時間帯・回線混雑・通信経路などの条件も影響します。Ping改善だけを目的にSWX2110-8Gを購入するのはおすすめしません。
- QSWX2110-8GとSWX2110-5Gはどちらがおすすめ?
- A
主な機能は共通しているため、基本は必要なポート数で選べばOKです。ルーター接続に1ポート使う場合、端末側の目安は8Gで7ポート、5Gで4ポートです。PC・ゲーム機・NASなどが多いなら8G、少数の機器だけなら5Gが選びやすいです。
- QSWX2110-8G/5Gは2.5GbEや10GbEに対応していますか?
- A
いいえ。LANポートは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応で、最大1Gbpsです。2.5GbEや10GbEを使いたい場合は、対応する別のスイッチを選ぶ必要があります。
- QQoSを使えばPingは良くなりますか?
- A
QoSは混雑時に優先度の高い通信を扱いやすくするための機能です。SWX2110シリーズはDSCPによる送信キュー割り当てとWFQに対応していますが、QoSを使っただけで回線そのものの遅延が短くなるわけではありません。条件が合う環境で混雑の影響を抑えるための機能と考えるのが適切です。
- Q家庭でSWX2110シリーズを使うメリットは?
- A
単にLANポートを増やすだけなら一般的なギガビットハブでも十分です。SWX2110シリーズは、VLAN、QoS、IGMPスヌーピング、ポートミラーリング、LANの見える化などを使いたい場合にメリットがあります。設定は対応するヤマハ機器のLANマップのほか、無料のPCアプリ「Yamaha LAN Monitor」からも行えます(本体単体のWeb設定画面はありません)。ネットワークを自分で管理したい人向けの選択肢です。
まとめ|Ping目的ではなく、管理機能とポート数で選ぶ
2023年当時、SWX2110-8GとLANケーブルを同時に交換したあと、うさの環境ではPingの測定値が少し低くなりました。ただし、この記事の測定だけではSWX2110-8Gが原因とは切り分けできません。
うさは現在もSWX2110-8Gを使用中。
Pingの数値よりも、必要なポート数とVLAN・QoS・LANの見える化などの機能を使うかどうかで選ぶのがおすすめです。







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