
FXをかじって数年、今回はちょっと違うことに挑戦。
「自分でプログラムを作って、FXを自動売買できないかな?」ということで、楽天証券の楽天MT4を使って、自作EAによるFX自動売買を試してみることにしました。
いきなり実際のお金で動かすのではなく、まずはデモ口座+バックテストからスタート。
本番運用は10万円・0.01 lot(1,000通貨)からを予定していますが、2025年8月1日~2026年9月4日のバックテストではまだわずかにマイナスだったため、現時点では本番投入せず、ロジックを調整しながら検証を続けています。

FXはやってきたけど、自分で自動売買のプログラムを作るのは初めて!

う、うさちゃん、FXなんてやってたの……。まずそれがびっくり仰天ですわ。
ものすごいお金の匂いがするうさちゃんです。
この記事では、今回実際に進めた、
というところまでまとめています。
楽天MT4なら自作プログラムでFX可能
今回楽天MT4を選んだ一番の理由は、自分で作ったEA(Expert Advisor)を動かせることです。
EAは、MT4上で動作する自動売買プログラム。
「この条件になったら買う」「ここまで下がったら損切りする」といった売買ルールをプログラムにして、自動で注文を出すことができます。
EAの作成には、MT4で利用できるMQL4というプログラミング言語を使用します。

せっかくPGを作れるので、市販の自動売買ではなく自分で作ってみます。
楽天MT4を使うには楽天FX口座が必要
最初に少し分かりにくかったのが、楽天証券には複数のFX関連口座があること。
今回は、すでに楽天証券の総合口座を持っていたため、
- 楽天証券の総合口座
- 楽天FX口座
- 楽天MT4口座
という順番で準備しました。楽天MT4を利用する直接の前提は、楽天FX口座を開設したうえで楽天MT4口座を開設することです。楽天証券を初めて利用する場合はFX専用口座から始める方法もあります。
最初は「楽天証券の口座を持っているから、もうMT4も使えるのかな?」と思っていましたが、楽天MT4は別途開設が必要でした。

【本体寸法】約54(W)×134(D)×145(H)mm
【質量】約420g(電池、テープ除く)
【プリンタ】サーマルヘッド(180dpi/96dot)熱転写PRO印刷方式
【最大印刷可能幅】13.5mm
4~18mm幅の「テプラ」PROテープカートリッジに対応。豊富なバリエーションを取り揃えているカートリッジから自分好みのラベルを作ることができます。
楽天MT4のデモ口座を作成
口座の準備ができたら、いきなり本番ではなくデモ口座を作りました。
楽天MT4のデモ口座では実際のお金を使わないため、自作したEAが正しく動くか確認できます。
などを、実際のお金を使う前に確認できます。
楽天MT4のデモ口座は初期証拠金500万円固定です。
このあとバックテストで設定する「初期証拠金10万円」とは別なので、ここは少し分かりにくいところでした。
EAを使うならPC版MT4をインストール
楽天MT4にはWeb版やスマートフォンから利用する方法もありますが、EAによる自動売買を行う場合はPC版MT4を使用します。
今回はWindows 11のPCへ楽天MT4をインストールしました。
楽天MT4では2026年5月25日以降、ログイン仕様が変更されています。
MT4ログインパスワードを発行し、2分以内にログインに成功した端末で「ログイン情報を保存」にチェックを入れると、その週の土曜日の日中(15:00~20:00頃)まで自動ログインが有効になります。その後は毎週土曜日にログアウト状態になるため、EAを継続して稼働させる場合は再度ログインが必要です。
公式情報:【重要】MT4のログイン機能に関する仕様変更について(5/25~)|楽天証券

Web版だけではEAを動かせないみたい。
自作EA「UsaNeko_Demo_MA_EA」を作成
環境ができたので、まずは動作確認用のシンプルなEAを作成しました。
UsaNeko_Demo_MA_EA.mq4
MT4のEAでは、主に次の2種類のファイルを扱います。
- .mq4:MQL4で書かれたソースコード
- .ex4:コンパイル後にMT4で実行されるファイル
作成したmq4ファイルをMT4のMQL4 → Expertsへ配置し、コンパイルすると、MT4のナビゲーターにEAが表示されるようになります。
途中で「ex4ファイルが選べない?」など少し迷いましたが、mq4を正しい場所へ配置してコンパイルし、MT4側でEAとして認識されればOKでした。
まずはストラテジーテスターでバックテスト
EAを登録できても、いきなり本番口座で動かすことはしません。
MT4にはストラテジーテスターがあり、過去の為替データを使ってEAのバックテストができます。
「このEAを過去の相場で動かしていたら、どんな売買をして、資金がどう増減していたか」を確認する機能です。
今回は実際に10万円で始める場合を想定して、ストラテジーテスター側の初期証拠金を100,000円、通貨をJPYに設定しました。
最初は短期間でPGの動作確認
いきなり長期間を回す前に、まず短期間でテストし、注文・決済や円換算が想定どおり動くか確認しました。
| 項目 | 短期テスト結果 |
|---|---|
| 初期資金 | 100,000円 |
| 最終損益 | −334円 |
| 総利益 | +2,400円 |
| 総損失 | −2,734円 |
| 取引回数 | 14回 |
| 勝ち/負け | 4回/10回 |
| 勝率 | 28.57% |
| 最大ドローダウン | 1,850円(1.84%) |
| 最大利益/最大損失 | +600円/−300円 |
| プロフィットファクター | 0.88 |
この段階では、発注・決済、利確600円、損切り最大300円、円換算が想定どおり動作し、不整合チャートエラーも0でした。PGとしての基本動作は確認できましたが、収益性はまだマイナスです。

プログラムはちゃんと動いた! でも「動く」と「利益が出る」は別なので、期間を長くして確認します。
2025年8月1日~2026年9月4日まで長期テスト
次に、短期間だけたまたま悪かった可能性も考えて、2025年8月1日から2026年9月4日まで期間を広げてバックテストしました。モデルは高速に確認できる「始値のみ」です。


| 項目 | 2025/08/01~2026/09/04 |
|---|---|
| 初期資金 | 100,000円 |
| 純益 | −968円 |
| 総利益 | +27,161円 |
| 総損失 | −28,129円 |
| 総取引数 | 153回 |
| 勝ち/負け | 50回/103回 |
| 勝率 | 32.68% |
| プロフィットファクター | 0.97 |
| 期待利得 | −6.33円/1取引 |
| 最大ドローダウン | 5,003円(4.85%) |
| 最大利益/最大損失 | +600円/−300円 |
| 最大連敗 | 12回(−3,305円) |
| 不整合チャートエラー | 0 |
長期間で見ると純益は−968円、プロフィットファクターは0.97。
短期テストの0.88より1.0に近づきましたが、まだ「利益が出るEA」とはいえません。PGの動作確認はできても、現時点で本番投入する判断にはしていません。
「モデリング品質 n/a」はエラーではない
今回のレポートでは「モデリング品質」がn/aになっていますが、これは「始値のみ(Open prices only)」を選んだ場合の正常な表示です。MetaTrader 4公式ヘルプでも、始値のみではモデリングを行わないため「n/a」と表示されると案内されています。
公式情報:MetaTrader 4|ストラテジーテスターのテスト結果(レポート)
最大連敗−3,305円でも「1日の損失上限」が壊れたとは限らない
長期テストでは最大連敗が12回・−3,305円と表示されました。EA側に1日の損失上限を設定している場合、一見すると「上限を超えている?」と見えます。
ただし、この「最大連敗」は連続した負けトレードを期間全体でまとめた数字です。12回の負けが複数日にまたがっていれば、合計額が1日あたりの損失上限を超えていても、それだけで1日ごとの制限が壊れているとは判断できません。1日単位の制限を確認するときは、結果タブの各取引日時に加え、EAが「1日」をMT4のサーバー時間と日本時間のどちらで区切る実装になっているかも確認します。
バックテストは「当時本当に運用した結果」ではない
バックテストを見ると、「この期間に実際にEAを動かしていたら、この金額になっていた」と考えたくなりますが、実運用とまったく同じ結果になるわけではありません。
| 項目 | バックテスト | 実際の運用 |
|---|---|---|
| 為替データ | 保存された過去データ | その時点のリアル配信 |
| スプレッド | 今回の「現在値」設定ではテスト開始時のスプレッドを使用 | 時間帯・指標発表などで変動 |
| 約定価格 | テスター上のシミュレーション | 相場急変時などは滑る場合がある |
| H1途中の値動き | 「始値のみ」では簡略化 | 実際には細かな値動きが続く |
| 通信・PC | 基本的に連続して処理 | 回線切断・PC停止などがあり得る |
MetaTrader 4公式では、「始値のみ」は確定したバーを使って判断するEA向けの高速テスト方式とされています。今回のEAもH1の確定足を使って判定するため、大まかな売買傾向を見る用途には使いやすい一方、1時間の途中でどのように価格が動いたかまで精密に再現するテストではありません。
また、ストラテジーテスターのスプレッドを「現在値」にした場合、MetaTrader 4公式ヘルプではテスト開始時点の現在スプレッドをAsk価格のモデルに使用すると説明されています。実運用ではスプレッドが常に同じとは限らないため、バックテストより結果が悪くなる可能性も考えておきます。

バックテストは「PGがどう動くか」と「売買ルールの傾向」を見るもの。
将来の利益を保証する結果ではないんだね。

【イーマ本体】対応テープ幅:3.5mm、6mm、9mm、12mm、18mm/印字密度(dpi):200×200/最大印刷幅(使用テープ幅):12mm(18mm幅)/テープカット:手動カッター/Bluetooth仕様:Bluetooth(R)4.2(Low Energy対応)
動作用電源:付属ACアダプター、または単3形アルカリ乾電池/充電式ニッケル水素電池×6本※2/大きさ(幅×奥行×高さ):57×154×137.5(足を含む)mm/質量(電池を除く):約425g
付属品:ACアダプター、テープカートリッジお試し用 9mm幅 1本/生産国:中国/保証期間:1年/備考:パソコンリンク・マグネットテープは非対応
Amazonの規定によりセット商品のブランド名についてはノーブランド品として登録しております。商品につきましてはメーカー正規流通品となりますのでご安心ください。
本番は10万円からの予定。ただし今回の結果ではまだ見送り
本番運用を始める場合の資金は10万円、取引数量は0.01 lot(1,000通貨)からを予定しています。ただし、今回の長期バックテストは純益−968円・プロフィットファクター0.97だったため、現時点ではまだ本番運用に移りません。

10万円全額を、毎回の必要証拠金として使うわけではないよ。
ここは大事なところです。
「10万円で運用する」=「10万円全額を毎回の必要証拠金として使う」ではありません。FXでは、実際に保有するポジションの想定元本と、口座から拘束される必要証拠金は別です。
楽天MT4のドル/円は1,000通貨から取引でき、MT4の数量では0.01と入力します。
最初は0.01 lot・1ポジションから
今回の本番運用では、最初から大きな利益を狙うのではなく、自作EAが本番環境でも意図したとおり動くか確認することを優先します。
そのため、まずは次のような条件で始める予定です。
このあたりはEA側にも安全装置として組み込んでいく予定です。
10万円で0.01 lotならどれくらい?
たとえばドル/円が1ドル=150円だった場合、1,000通貨の取引金額は約15万円です。
個人の必要証拠金率を4%として考えると、必要証拠金は単純計算で約6,000円。
つまり10万円を口座に入れても、最初から10万円全部を証拠金として使うわけではありません。
また、ドル/円を1,000通貨保有している場合は、為替が1円動くと損益はおおよそ1,000円動きます。
今回の10万円は「大きく稼ぐための資金」ではなく、自作EAを小さい取引数量で実運用テストするための資金として考えています。
10万円以上の損失になる可能性はある?
本番運用を考えたときに、一番気になったのがここでした。
「10万円だけ入金して運用した場合、最大損失は10万円で止まるの?」
結論としては、必ず10万円で止まるとは限りません。
楽天MT4では、証拠金維持率が100%(余剰証拠金が0)以下になると、損失の大きい建玉から順にロスカットが行われます。
ただし、相場が一気に飛ぶような急変や、週明けに大きく価格が離れて始まるようなケースでは、想定した価格でロスカットできず、口座残高を超える損失が発生する可能性があります。
楽天MT4では「追加証拠金制度」は適用されていませんが、口座残高を上回る損失が発生した場合の不足額まで免除される、いわゆるゼロカット制度ではありません。
そのため、入金額を超える損失が発生する可能性はゼロではありません。楽天証券の取引ルールでは、預けた証拠金を上回る損失が発生した場合は、速やかに同社へ弁済を行う必要があると明記されています。

FXをやっていて過去にロスカットの経験はあるけど、今まで不足金が発生したことはありません。それでも「絶対にない」とは考えないようにします😅
自動売買で怖いのは相場だけではなくEAの暴走
自作EAの場合、相場の値動きだけでなくプログラムの不具合にも注意が必要です。
たとえばプログラムにミスがあり、
といった動きをすると、想定していたリスクとはまったく違う状態になる可能性があります。
そのため、今回のEAには最終的に、
といった安全対策も入れていきたいと思います。
次は「全ティック」とデモ口座でさらに確認
今回の1年超テストで、EAそのものは動いていますが、収益性はまだわずかにマイナスでした。ここで本番に入れるのではなく、次は精度を上げて確認します。
「バックテストで利益が出た=そのまま本番」にはしません。
バックテスト → 全ティック確認 → デモ口座での実運用テストまで確認し、それでも問題がなければ10万円・0.01 lotで小さく始める予定です。

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よくある質問
- Q楽天MT4では自分で作ったEAを使える?
- A
使えます。MQL4で作成したEAをPC版MT4へ登録して自動売買できます。今回は自作した「UsaNeko_Demo_MA_EA」を使ってテストしています。
- Q楽天MT4のEAはWeb版でも動かせる?
- A
EAを使った自動売買はPC版MT4を利用します。Web版やスマートフォンだけでEAを稼働させるものではありません。
- Q楽天MT4は最低いくらから取引できる?
- A
ドル/円などは1,000通貨から取引できます。MT4の注文数量では1=10万通貨なので、1,000通貨を注文する場合は「0.01」と入力します。必要な証拠金は通貨ペアや為替レートによって変わります。
- Q10万円入金したら損失も10万円まで?
- A
必ず10万円までとは限りません。通常はロスカットがありますが、急激な価格変動などによりロスカット価格を大きく超えて約定すると、預けた証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。
- Qなぜ今回は10万円から始めるの?
- A
今回の目的は大きな利益を狙うことではなく、自作EAを本番環境で検証することだからです。0.01 lot・最大1ポジションなど取引量を小さく制限し、バックテストとデモ運用で問題がないことを確認してから10万円で試す予定です。
まとめ|初めての自作EAは約1年間で−968円、ここから改善へ
今回は「楽天MT4で自分のプログラムを使ってFXを自動売買してみたい」というところから始まり、実際に自作EAを作ってバックテストを開始するところまで進みました。
ここまでの流れをまとめると、
- 楽天FX口座を準備
- 楽天MT4口座・デモ口座を準備
- PC版MT4をインストール
- 自作EAを作成してMT4へ登録
- 初期証拠金10万円で短期の動作確認
- 2025年8月1日~2026年9月4日で長期バックテスト
- 純益−968円・PF0.97のため本番投入は見送り
- 全ティックとデモ口座で追加検証
- 条件をクリアできれば10万円・0.01 lotから本番検証
という感じです。

結果はマイナス!

初めて作成した自動売買PGで、約1年間ちゃんと動作確認できたという意味では満足。結果はまだマイナスだから、これから色々直していこうと思うよ♪
※FXには元本保証がありません。
為替相場の変動などにより損失が発生し、状況によっては預けた証拠金を上回る損失が発生する場合があります。本記事は、楽天MT4と自作EAを使った個人的な検証記録です。特定の取引方法を推奨したり、利益を保証したりするものではありません。実際に取引する場合は、楽天証券の最新の取引ルールやリスク説明をご確認ください。
本記事の楽天MT4の仕様は2026年9月時点のものです。
楽天MT4の公式情報
楽天MT4の取引条件や仕様は変更される場合があります。実際に取引を始める前に、楽天証券の最新情報も確認してください。


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※サンプルはテストを行っていますが、すべての環境での動作を保証するものではありません。ご利用は自己責任でお願いいたします。
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