パッチ6.5、ミソロジーオブエオルゼア「華めく神域 タレイア」に関するクエストの盛大なネタバレがあります。どうか、プレイ後にご覧になられますよう、ご注意ください。
いつも通りのだいぶざっくりしたクエストの流れと簡単感想です。
1万2000年の物語完結
エオルゼア三部作ミソロジーもとうとう完結。
最後までプレイした感想といたしましては、オポオポ主人公(ラスボス)説を推していたのがやや恥ずかしくなる内容でしたが、プレイしたヒカセンのみなさまにおかれましては、この「オシュオンがラスト神様」という予想を見事展開なされていらっしゃった方は存在なさいますでしょうか。
あの時はクエスト中、まさにこの顔になりましたね。
デリック、まさか君がオシュオンだったとはね。
振り返れば、ただの旅人であるデリックが名付けたはずの「オムファロス」という地名を、神々までが使用していたのは不思議だなと思ってはおりました。神故に、人びとの気持ちを汲んで、さらっと共通語に昇格させたのかもしれんなどと、都合よく脳内で解釈してましたけど。
ただ、エオルゼアで誕生後、ずっとメネフィナを信仰する者といたしましては、オシュオンただひとりを愛する女神じゃなかったと彼女の口から聞けたことで、さらに信仰を厚くしました。(諸事情によりアーゼマも信仰してます)「信仰」と「推し」を履き違えているヒカセン代表。
新しく登場した神は3柱
海神リムレーン。「アタシ」呼びがたまりません。
知神サリャク。知的なプリンスという容貌。三國志のゲームに出てきそう。
そして、旅神オシュオン。
オシュオン信仰にしておいたら、特別なセリフが聞けたのかしら、などなどクエスト中に思ったのはわたしだけではないはず。
ラスボスは、全部合体させちゃったエウロギア。
対戦前に「まさか、今までの神のギミック全部使ってきたりしてねw」などと、アライアンスチャットで盛り上がりましたが、そんな予想が現実になるとは露も思っていませんでした。
ちなみに、月の監視者は戦闘には参加しませんでした。ちょっと期待していた。
メインクエスト通り、とても穏やかで良い方でありました。
星へ祝福を、旅へ幸運を
ハイデリンが、分割され、不安定化したアーテリスの均衡を保つために創り出した十二神という機構。
それぞれの神々は、元々いわゆるヴェーネス派の古代人でした。
ヒカセンパワー(?)で、終末を退けた今、そんな十二神の願いはただひとつ。
”この身を「祝福」として、星に還元すること。”
人々の祈りと、思いを動かす力を蓄えた彼らは、ヒカセンとガチ勝負をすることによってわざとエーテルを減らし、それらを解いて、愛する星へ還り、新しい生命の糧となりたい、と。
これからは、意志なき「祝福機構(天球)」に役割を任せ、自分たちは、このアーテリスの愛する人々のために「愛」を返したいという。
星に還ったとしても、神がいなくなるわけではない。神話は人が紡ぎ、語り継いでいくもの。これは十二神が、そして我々信仰を持つ民たちが、身をもって証明したことでもありました。
星へ還りたい。その願いを拒むことはわたしたちにはできません。
神々はひとりひとり、星へ還っていきました――。
しかし。
やっぱり、最後の最後でオポオポがやってくれるんですわ。
皆に続いて最後、命の巡りに身を任せようとするオシュオンに向かって、オポオポはおもいきって引き留めようとしたのです。
ヒカセンたちをこのオムファロスまで導く役目を務めたデリックことオシュオン。
その旅の途中、出会ったオポオポ。
いつの間にかオシュオンは、どうしてもこの地から離れがたくなっていました。
他の神々にも背中を押され、もう少しだけ「デリック」としてエオルゼアにとどまることを決意。
おかえりなさい、デリック。
そんなデリックは、人として命尽きるまでこの世界にとどまることを決心し、オムファロスから大聖堂へと、十二神の「想い」を運んできました。ここなら、十二神への信仰がいつまでも絶えることもなく、末永く十二神が語り継がれていくはずです。
彼らのその「想い」までもが、今はここにあるのですから。
今にして思うと、デリックにとっては、ここへ十二神の想いを運ぶ役目までもが運命だったのかもしれませんね。
グッジョブ、オポオポ。
「確かに生きていたんだ」
エメトセルクの言葉を借りさせて頂きましたが、十二神となったヴェーネス派の者たちにも、分断を迎えるまでにはオリジナルたちが存在したわけで、最後、デリックが語った彼らの姿をメモしておきたいとおもいます。
- ビエルゴ=創造物管理局の幹部。建築物など、無生物的なものの創造魔法に長けていた。
- ラールガー=ヴェーネスが旅先で意気投合した力自慢、隕石から星を守るため、ヴェーネスと共に旅に同行した。
- アーゼマ=人民管理局の司法部門に在籍していた上級職員で、アゼムの座の強烈な支持者。”そなたを見ているとな、どこか懐かしい気持ちになるのよ”
- ナルザル=オシュオンの友人。普段は商人だが鉱石マニア。双子神としてのルーツもここに。
- ノフィカ=優れた魔法の使い手であったが、あえて創造魔法を使わずに花を育てた偉大なる造園家。
- アルジク=時魔法の名手で、動植物を観測する天測園の職員。ヴェーネス派の会合には妹(ニメーヤ)の付き添いで来ていたが、議論の中心になることも。
- ハルオーネ=星に害を成す存在と化した創造生物を狩っていた武人。パシュタロットの座次期候補者にも、名を連ねていた。
- メネフィナ=アナイダアカデミアのラハブレア院に在籍する神童。魔法の天才で、12人の中でも最年少。ゾディアークを、星から切り離し衛生に封印する術式は、彼女の手によるもの。
- サリャク=森羅万象に精通した生き字引、アナイダアカデミアの学長。
- ニメーヤ=兄(アルジク)と同じ、天測園の職員。おおらかで好奇心旺盛、死者に花を手向けるという弔いを最初に行ったという。
- リムレーン=メタバシス六洋院という海洋研究所で働いていた。職務に忠実で、他者が観察中の海洋生物に触れようものなら、刃物を投げつけられるという噂も。
- オシュオン=ヴェーネスと旅先で出会った。もう当時の記憶はあまりないらしいが、焚き火を囲みながら、自由について語らった覚えがあるという。
オポオポと、十二神にまつわる地を巡りたいと旅立つデリック。
そんな彼の旅に、幸多かれ。オポオポ、元気でね。
ニメーヤちゃんが ”昔、別の誰かにもしたような気がするわ……。いったい、誰だったのかしらね。”って誰のことなの。教えて、詳しい人。