
AMDのComputing and Graphics部門SVP兼GMであるJack Huynh氏の公式X投稿によると、AMDの超解像技術「FSR Upscaling 4.1」について、Radeon RX 7000シリーズとRadeon RX 6000シリーズにも対応予定であることが明らかになりました。
Radeon RX 7000シリーズは2026年7月、Radeon RX 6000シリーズは2027年初頭に対応予定とされています。
ただし、今日現在(2026年5月)ではAMD公式のFSRページやGPUOpen上では、MLベースのFSR UpscalingはRadeon RX 9000シリーズ中心の記載が残っています。そのため、この記事では「今すぐRX 7000/RX 6000で使える」という意味ではなく、AMD幹部による公式X発表ベースでは今後の対応予定として整理しています。
AMD公式FSRページでは、FSR “Redstone” の機械学習ベース技術群について、現時点ではRDNA 4世代、つまりRadeon RX 9000シリーズ中心の記載が残っています。また、GPUOpen上でもMLベースのFSR Upscalingは、記事作成時点でRadeon RX 9000シリーズ以上が要件として記載されています。
現時点ではあくまで「今後の対応予定」として発表されている段階です。
正式な提供開始日、対象GPU、対応ゲーム、利用できる機能範囲は今後変更される可能性があります。
RX 7000/RX 6000シリーズで今すぐ使える、またはRedstone系の全機能が使えると受け取らないよう注意が必要です。
最新状況はAMD公式ページ、ドライバーのリリースノート、各ゲーム側の対応情報で確認してください。
AMD FSR Upscaling 4.1とは?
FSRは、AMDの「FidelityFX Super Resolution」の略で、ゲーム画面を低めの解像度で描画し、それを高品質に引き伸ばすことで、画質とフレームレートの両立を狙う技術です。
FSR Upscaling 4.1は、従来のFSRよりも機械学習を活用したアップスケーリングに寄った世代です。AMDのGPUOpenでは、FSR Upscalingについて、低解像度フレームから高品質な映像を再構築し、ゴースト低減、粒子表現の保持、細部や時間的安定性の向上を特徴として説明しています。

ざっくり言うと、重いゲームを少し軽くしながら、見た目もきれいに保つための技術だね。

じゃあ、古いRadeonでも最新っぽい画質改善が使えるかもしれないってこと?

そう。今回の話はそこが大きいね。ただし、対応時期と対応範囲はちゃんと分けて見た方がいいよ🤔
対応予定のRadeonシリーズ
今回の発表内容を整理すると、対応予定は以下のようになります。
| GPU世代 | 主なシリーズ | FSR Upscaling 4.1の対応状況 |
|---|---|---|
| RDNA 4 | Radeon RX 9000シリーズ | 記事作成時点の正式対応世代 |
| RDNA 3 | Radeon RX 7000シリーズ | 2026年7月対応予定 |
| RDNA 2 | Radeon RX 6000シリーズ | 2027年初頭対応予定 |
海外メディアでも、Jack Huynh氏のX投稿をもとに、Radeon RX 7000シリーズは2026年7月、Radeon RX 6000シリーズは2027年初頭にFSR Upscaling 4.1対応予定と報じられています。
今すぐRX 7000やRX 6000で使えるわけではない点に注意
今回の発表で注意したいのは、Radeon RX 7000シリーズやRX 6000シリーズが、記事作成時点ですぐにFSR Upscaling 4.1を正式利用できるわけではない点です。
AMD Software: Adrenalin Edition 26.3.1のリリースノートでは、新技術サポートとして「FSR Upscaling 4.1 for Radeon RX 9000 series graphics cards」と記載されています。つまり、現行ドライバー上の正式対応としては、まだRadeon RX 9000シリーズ向けの扱いです。
そのため、RX 7000シリーズやRX 6000シリーズについては、
「対応予定が発表された」
「ドライバーや公式ページへの反映はこれから」
「ゲームごとの対応状況は今後確認が必要」
という見方が安全です。
FSR Redstoneの全部がRX 7000/RX 6000に来るとは限らない
もうひとつ注意したいのが、今回の話は主に「FSR Upscaling 4.1」の対応予定であることです。
AMDのFSR “Redstone” には、FSR Upscaling、FSR Frame Generation、FSR Ray Regeneration、FSR Radiance Cachingなど複数の機能が含まれます。
そのため、RX 7000シリーズやRX 6000シリーズにFSR Upscaling 4.1が来るとしても、Redstone系の機能すべてが同じように使えるとは限りません。
特に、FSR Frame Generation、FSR Ray Regeneration、FSR Radiance Cachingなどについては、記事作成時点ではRX 7000/RX 6000への対応が明確に発表されていません。
そのため、今回の発表はまず「FSR Upscaling 4.1」の対応予定として受け止め、Redstone系の機能すべてが同じように使えるとは考えない方が安全です。
今後これらの機能が追加されるかどうかは、AMD公式の発表やドライバー更新情報を待って確認する必要があります。

FSR 4.1対応って聞くと、全部の新機能が使えると思っちゃいそう。

そこは注意だね。今回の中心は“アップスケーリング”の話。Redstone全部入りと考えるのはまだ早いよ。
RX 7000ユーザーにとってうれしいニュース
Radeon RX 7000シリーズを使っている人にとっては、今回の発表はかなりうれしい内容です。
RX 7000シリーズはRDNA 3世代のGPUで、RX 9000シリーズのような最新RDNA 4ではありません。これまでFSR 4系の扱いでは、RX 9000シリーズとの差が気になる場面もありました。
しかし、2026年7月にFSR Upscaling 4.1が提供予定ということで、RX 7000シリーズの寿命が少し伸びる可能性があります。
特に、RX 7600、RX 7700 XT、RX 7800 XT、RX 7900 XT、RX 7900 XTXなどを使っている人は、すぐに買い替えを考える前に、7月の正式対応内容を見てから判断してもよさそうです。
RX 6000ユーザーも切り捨てではなさそう
Radeon RX 6000シリーズはRDNA 2世代です。
RX 6600、RX 6700 XT、RX 6800、RX 6800 XT、RX 6900 XTなどは、今でもゲーム用途で使っている人が多いGPUだと思います。
今回、RX 6000シリーズについても2027年初頭に対応予定とされたことで、AMDが旧世代GPUを完全に切り捨てるわけではない、という印象を受けます。
ただし、RX 6000シリーズはRX 7000シリーズよりさらに古い世代なので、実際の画質や負荷、対応ゲーム、利用できる機能範囲については、正式ドライバー提供後の検証待ちです。
うさねこ的には「買い替え判断を少し待ってもいいニュース」
今回のFSR Upscaling 4.1対応予定は、Radeonユーザーにとってかなり前向きなニュースです。
特にRX 7000シリーズを使っている人は、2026年7月の正式対応を確認してから、次のGPUを考えても遅くないかもしれません。
RX 6000シリーズについても、対応時期は2027年初頭と少し先ですが、まだ延命の余地があるという意味では安心材料になります。
ただし、FSR 4.1対応だけでゲーム性能が劇的に上がるとは限りません。対応ゲーム、解像度、画質設定、CPUやメモリ環境によって体感は変わります。
よくある質問(FAQ)
- QRadeon RX 7000シリーズでFSR 4.1はいつ使える?
- A
Jack Huynh氏の公式X投稿をもとにした報道では、Radeon RX 7000シリーズは2026年7月対応予定とされています。ただし、記事作成時点では正式ドライバーへの反映を待つ段階です。
- QRadeon RX 6000シリーズも対応する?
- A
発表内容によると、Radeon RX 6000シリーズも2027年初頭に対応予定とされています。ただし、正式提供時期や個別GPU、ゲームごとの対応状況は、今後のAMD公式情報で確認するのが安全です。
- Q今すぐRX 7000やRX 6000で使える?
- A
記事作成時点では、AMD公式ドライバーのFSR Upscaling 4.1対応はRadeon RX 9000シリーズ向けとして記載されています。RX 7000/RX 6000は今後の対応予定として見るのが安全です。
まとめ
AMD FSR Upscaling 4.1は、Radeon RX 9000シリーズだけでなく、今後Radeon RX 7000シリーズやRadeon RX 6000シリーズにも対応予定であることが明らかになりました。
整理すると、Radeon RX 7000シリーズは2026年7月、Radeon RX 6000シリーズは2027年初頭に対応予定です。
ただし、記事作成時点ではAMD公式ページやドライバー情報にRX 9000シリーズ中心の記載が残っています。RX 7000/RX 6000については、今後の正式提供やドライバー更新後に、実際の対応状況を確認するのが安全です。

RX 7000持ちにはかなりうれしいニュースだね。

RX 6000もまだ希望があるのはありがたいね。

うん。ただ、正式ドライバーが出てから、対応ゲームや負荷も見て判断するのが安心だね。
Radeon GPUを確認する
Radeon GPUは、RX 9000シリーズ、RX 7000シリーズ、RX 6000シリーズなど、世代やグレードによって性能や対応機能が異なります。 FSR Upscaling 4.1など今後の対応予定が気になる場合も、購入前には価格、補助電源、ケースサイズ、搭載端子、販売ページの仕様を確認しておくと安心です。
うさねこ的には、特定の型番だけで決めるより、使いたいゲームやPC環境に合うかを見ながら選ぶのがおすすめです。
参考:AMDのJack Huynh氏による公式X投稿では、FSR Upscaling 4.1について、Radeon RX 7000シリーズは2026年7月、Radeon RX 6000シリーズは2027年初頭に対応予定であることが案内されています。ただし、記事作成時点ではAMD公式ページやドライバー情報への反映は今後と見られるため、この記事では「対応予定」として整理しています。
なお、RX 7000シリーズ向けについては、ローンチ時点で300以上の対応タイトルに触れた報道もあります。ただし、実際に使えるかどうかはゲーム側の対応状況やドライバー更新によって変わるため、最終的にはAMD公式情報と各ゲーム側の対応状況を確認するのが安全です。


