以下、Patch5.55、クエスト「セイブ・ザ・クイーン」関わる盛大なネタバレがあります。ご注意くださいませ。
毎度ながら、ふわっとした思い出話のようにストーリーを回想しているだけでございます。SS多め。
女王グンヒルドの帰還
前回、言葉は明らかにならなかった、女王グンヒルドがミーシィヤへと語ったセリフ。
”汝の役目は、ボズヤの民を護ることであるぞ……
それを忘れてはならぬ……”
決して、ボズヤは忌むべきものではない、ということ。
本家はやはり本家だった。どこまでもボズヤの民を慈しむ女王の言葉を、囚われたミーシィヤは、ひとり反芻しているようでした。
ミコトの未来視、そして救出
敵機からの攻撃により、飛空艇イウサール(竜巻)号から落下したミコト。
未来視では呼び声が誰だかわからなかったのですが、シドだったようですね。
しかし、未来視は確定した未来、とはいえ望みは捨てちゃダメだくらいの気合と根性論で乗り越えようとしてよかったんですかね。
もしくは、ブワジあたりが、ダルマスカレジスタンスに連絡して、ミコトが落ちるらしいんでってことで、誰かにヘルプを頼んだのでしょうか。
というわけで、結果的にフラン氏が駆けつけてセーフ。
いいSSですね。とてもいい。何がとはいいませんが。(Google先生に怒られませんように)
旗艦ダル・リアータと「アラグの悪魔」
リリヤが負傷してしまうものの、シド開発兵器により、敵機を行動不能に陥らせる作戦はうまくいき、残すは白兵戦。いつも通り、ヒカセンたちが乗り込みます。
内部は広い旗艦。
ラスボスである「アラグの悪魔」っていうネーミングが、ヒカセンの心を鷲掴み。
FF14内でのディアブロという名前だけあって、異界の扉という記憶力テストを仕掛けてきます。
脳細胞が残念なことにないっているヒカセンとしては、まさに悪魔と呼ぶべきラスボス。
そして、そんなラスボスの攻撃から、ライアンの盾になりメネニウスは命を落とします。
最期にライアンへ見せた、まるで皮肉のひとつでも言っているかのような微笑み。
ライアンの咆哮は、崩れ行く旗艦内にも、大きく響き渡ったことでしょう。
寝起きが悪く(予想通り)暴走したアラグの悪魔を鎮めることができるのは、ヒカセンでも無理ぃ。
というわけで、ご登場されましたのが、相変わらず奇妙なマウントに騎乗なされたミーシィヤと女王グンヒルド。ボズヤをこれ以上、傷つけてはいけない。
勝手に起こされて、ヒカセンたちの数の暴力でフルボッコにされた挙げ句に、古代女王の力であっという間に消滅してしまったディアブロ・アーマメントに、同情してしまわなくもない。
起こして、ごめんね?
ディアブロ・アーマメントとの戦い後、ミーシィヤの生身は、もはや力尽きようとしていました。
バイシャーエンたちの必死の問いかけにも、ミーシィヤは自分は属州ボズヤ人であり、第IV軍団兵士の裏切り者としての死を望みます。
最後の最後で、女王として本来の役目を果たせた彼女の最期が、とても安らかであったと信じたいところです。
解放軍の大団円
ボズヤでも、ウェルリトでも、シドさん大忙し。
シドにとっては、メテオ計劃、シタデル・ボズヤ蒸発事変という因縁とも言える出来事への、ひとつの決着が付いたと言えるかもしれません。
大団円でもこの穏やかな表情。
胸にしていたロケットペンダントには、父との写真が入っていたんですなあ。
かつて、父を罵り、帝国を飛び出し、このチャームには、後悔と苦悩だけが詰まっていたのかも知れませんが、今回のレジスタンス達との共闘により、父との絆を深める写真へと変化したようにも思えます。
酒盛りにみんな大集合。左からリノちゃん、やかん、ブワジくん、フランおねえさん。バンガ族好きです。
祝いの席には、負傷により登場していませんが、今回シドの助手としてとても有能だったリリヤ嬢。
メチャユードースルゾークン、メチャユードースルゾークン改大活躍。
負傷後、ヒカセンとのリンクシェル通話 ”もう泣きそうッス……ふえぇぇぇぇ……” と漏らすシーンが最高に好きです。
笑えるシーンもありました
ミコトには名セリフがたくさんありますが、今回はザトゥノル高原にゲロルトが登場し、口をあんぐり開けてしまう場面を推したい。
ゲロルトがその後、どんな風にミコトへシドへのアプローチについてアドバイスしたのかも気になる。
”あーたがオレ様を頼る? 頼っちゃう? 頼っちゃうの?
イヤァ、オジサン、嬉しいナァ!”
メネニウスを「あーた」呼びする中年の星、獣王ライアン。
どうしてもライアンは嫌いになれないキャラクターです。
つづきは――?!
そんなライアン氏が登場し、一体どうなるの? と思わせた第4章エンディングムービー。
筆者がよく理解していないだけなのかもしれませんが、なんだか、まだまだつづきがあるんじゃないかしら? えっ、ないの?
”それに……時間がない……。
もう時間が残されておらぬのだ……我には……。”
えっ、ノア坊のいう時間とは何なの? 何なのよ?!
アラグの聖遺物を手にしたノア坊の「王国楽土」については今後どうなるの?! ねぇ?!
このエンディング後のいきさつは、戦果記録を要約すると「ノア坊を殺害して、パガガと逃亡したライアン」というような重大事項が、サラッと補完されているのですが、謎が謎を呼ぶ展開になっていすぎやしませんかね。
どういうことだってばよ?
選択肢で変化するストーリー?
選択肢にて、どういったストーリー分岐がなされたのか全く判断がつかない。
”バイシャーエンの言うとおり、その責任はメネニウスとガブラスにある” という選択肢を選んだところ、メネニウス死亡(これは確定ですよな)。
上記のふたつもどこかの分岐へと関係してるのだろうか。
”ミーシィヤの願いどおりにする” を選択したところ、”そこまで解放者殿が背負う必要はございません……。” と述べたバイシャーエンが、ミーシィヤのとどめを刺しました。
他の方々は、どんな選択肢を選んだのだろうと少ない2人のフレに尋ねてみたところ「覚えてないw」と言われ、涙を飲んでおります。
皆様はどんなストーリーになったのでしょうか。
ふたりの女王による崇高な想いが宿った聖剣を御旗として誕生する新たな国家。
その国家の新しい歴史を目にする日が訪れて欲しい。そう思わせるほど、つづきが気になる第4章となりました。