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サブクエスト

FF14 暁月 遠隔魔法DPSロールクエスト 簡単感想

© UsaNekoSanpo

※暁月ロールクエストに関する大量のネタバレがあります。ご注意ください。

ねこちゃん
ねこちゃん

遠隔魔法DPSロールクエストのゆるいあらすじと、いつも通りの超絶簡単感想。
リアル蒼天編時代は休止、復帰後蒼天編を駆け抜けてしまったため、蒼天メインクエストに関する勘違い、忘却が混在している可能性があります。ご了承ください。

信仰と誇りの行方

イシュガルドでも終末の獣騒ぎ。しかもその獣が竜の姿に似ているっていうのだから、イシュガルドの民もびっくり。
皇都の偽神獣対策はアイメリクとアルトアレール卿であたっていたようで、ここにヒカセンが加わることで盤石な態勢にしたいらしい。まかせなさい、学者をレベリングしたことにより自動的に上がった召喚士が活躍することでしょう。(ガルーダってどうやって呼ぶの……?)

さて、そんなシュガルドで獣化する方々は主に、聖職者や異端審問官など、イシュガルド正教の敬虔な信徒たち。
蒼天のイシュガルドメインクエストを通ってくればわかるように、今のイシュガルドには信仰という心の拠り所を失った人々が多いわけで、その影響がこの終末にも出ちゃってる感じ。

そして、こちらのふらふらと歩いていたというエレゼン男性。
彼が偽神獣「ファーヴニル」に変身してしまった当人でした。
最近、クルザス中央高地で倒れているところを保護された彼は記憶があいまいで、自らを「ヴァンドロー」と名乗っていたようです。ヴァンドロー? アイメリクは、先代蒼天騎士団総長ヴァンドロー・ド・ルーシュマンド(そこそこ老齢)かと驚きますが、いやいや、いくらなんでも年齢が違いすぎる。
さらにこの青年ヴァンドローは昏睡状態の時に「教皇猊下」「主教猊下」とつぶやいていたらしく、いずれにせよ、彼が偽神獣になった理由のひとつに、信仰があったことは間違いなさそうです。

ちなみにヴァンドローは己の過去の記憶があいまいですが、ヒカセン(の中の人)は既に蒼天編のメインクエの詳細があいまいです。

ヴァンドローが「主教猊下」と口にしていたことから、現在の主教にも協力を願おうと、こちらヴァルティノア主教にヴァンドローについて知っていることが尋ねてみます。

でもヒカセン、一目見てわかりました。小説や映画、ドラマ、ゲームの中での聖職者には2種類います。良い人と、悪い奴。このヴァンドロー氏、絶対に後者。間違いない。

ヒカセンの過去視で証明してみましょう。

大きな剣と横たわる人形

場所は魔大陸。
亡きトールダン教皇の遺品から竜の眼のような膨大な「エーテル」と「祈り」で、人に神を降ろすことができることを知ったヴァルティノア正教は、偶然発見したというアラグ遺物の「人形ひとがた」と、剣(アスカロン?)を依り代に、再びナイツ・オブ・ラウンドを召喚して、イシュガルドに神権政治を取り戻そうとしていました。

ほらね? めちゃくちゃ悪いひとだった。

正教と部下2人でエーテル(?)を集めて、ナイツ・オブ・ラウンド召喚中。
そうか、ナイツ・オブ・ラウンドってクリスタルがいらんかったんだっけ。
にしても、エネルギーが足らん気がするが、魔大陸だとこれくらいでも可能なんでしたっけ。
(蒼天編クエストをやり直したい)

とにもかくにも来たれ、ナイツ・オブ・ラウンド!

あれ? やっぱり、なんかフツーのエレゼン男性ができちゃった……。
しかしながら、蒼天騎士団12人の「想い」は宿ってしまったようで、教皇猊下をお守りせねば……と目覚めた直後から騎士モード。
なんとも、切ない状態で中途半端に魂が降りてきてしまったようですね。

ヴァルティノア正教は、この生まれてしまった「失敗作」で「出来損ない」の蛮神ナイツ・オブ・ラウンドを、捨て置けの一言で片づけ去っていきました。ひどい。許せん。貴様は許せん。
でもきっと大丈夫。こういう残酷な方はFF14では天罰覿面なんだ。

早速、アイメリクたちとこの「蛮神召喚」について、ヴァルティノア正教へ問いただすと……。
正教「おめーたちが悪いんだぞ。生涯をかけて正教に尽くし学んできたのに、ある日突然、それを欺瞞だと言われ、聖職者から信仰を奪い取った。自分が信じてきた思想を否定され、蔑まれる無念さが、おめーにわかってたまるか!」

やだ、なんだかちょっとだけ気持ちわかっちゃうかも。自分の人生を否定されるような気分になったわけですわよね。あ、でもそれって、絶望という流れになるのでは……?

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成敗

やっぱり正教、獣化しちゃいました。絶望したらあかんて。
当然、アイメリクと討伐。
悪い奴ではありましたが、彼もイシュガルドの歴史に翻弄された人物だったのでしょう。
もう少し時代の流れが違っていたら、ヴァルティノア正教の信仰という拠り所には、もっと大きくて揺るぎないものが見つかったのかも知れません。

キャンプ・ドラゴンヘッドにて、降ろされた記憶を思い出しながら切なく微睡んでいるような、ナイツ・オブ・ラウンドを中途半端に降ろされてしまったクローンさんの偽神獣。
なんだかとっても優しい顔をしていますな。
彼は猊下をお守りするためだけに、存在しているわけですが、今はその猊下も――。

そんなわけでヒカセン、偽神獣の過去視もしちゃいます。
クルザスで保護された後、名前を尋ねられて悩むクローン。
そりゃ、中の人が12人もいたら混乱もしますわ。

ヴァンドローVSシャリベルの図。蒼天秘話「最後の蒼天騎士」

はて……そういやヴァンドローおじいちゃんは、ナイツ・オブ・ラウンドとして聖騎士12人が蛮神になる前に「引退」してるんでしたね。
つまり、ヴァンドロー自体は「降ろされていない」はず?
となると、クローンが「ヴァンドロー」と名乗った理由って、シャリベルのヴァンドローに対する記憶が強かったのか、他の聖騎士たちの間でもヴァンドローという総長のイメージが強かったのか――?
まあいずれにせよ、クローンがヴァンドローと名乗ったことで、ますます教皇猊下への責務を感じてしまった可能性もあるのかもしれない。

そんな蒼天騎士を胸に宿すクローンの事情など知る由もない、善意の第三者である看護にあたったロヴリックは「いやいや、蒼天騎士団は全員行方不明だし、前教皇は崩御したよ?」と、現実をいきなり突き付けてしまいます。

この表情が物語る、絶望の瞬間。
自分の使命、責務、すべてが消え去っている現実。
内に12人が内在するが故に、余計に存在意義を見失い、絶望し、偽神獣となったのだと想像がつきますね。

正教がアジス・ラーで、神降ろしさえしなければ生まれなかった偽神獣「ファーヴニル」。
彼は、ヒカセンの姿を見ると飛び去ってしまいます。過去の記憶(ヒカセンとの闘い)からの回避行動。

一方、こちらのクエストでは偽神獣の他にも、変化の渦中にあるイシュガルドでは、正教の「あり方」について「公会議」が開かれたりしておりました。
千年の教えが崩れ去った正教の過ちを受け入れ、正し、これからの新しい道を、皇都市民と共に模索してくイシュガルド。皆が同じ方向へ向いて出発の準備は整ったようです。

というわけで、残る偽神獣討伐。

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キラーン☆戦神の慈悲

偽神獣を討伐しようにも、ヒカセンを見て逃げてしまう。どうしたもんかいなあ。
今、教皇を守る一念でいる偽神獣。
じゃあ、教皇のみが持つのこと許される宝杖「戦神の慈悲」を掲げれば、向こうから来てくれるんじゃね?

来た。

この艶やかなライトブルーの美しさは、各ロールクエストの中でも一、二を争う偽神獣という感じですわね。とても絶望が生み出したものとは思えない。

最後の蒼天騎士ヴァンドローことファーブニル「ゲイカ……ゲイカ、ジャナイ……!!
ほんと、ごめん、まじ、ごめん。

不慣れな召喚士ジョブ、スキル説明を読んでいる間もなく、ピカピカ光るスキルアイコンをひたすら押して、バハムートやらタイタンやらを呼び出し戦い、無事に偽神獣ファーブニル討伐。

依り代として降ろされた12人の蒼天騎士たちの思いを抱えていた最後の蒼天騎士「ヴァンドロー」は、アイメリクたちの手によって消えていきました。
苦い痛みを伴う、やるせない討伐。
イシュガルドの偽神獣はクローンという生い立ちでありましたが、その「絶望」は、イシュガルド民なら決して他人事ではなく、とても身近で、明日の自分であるような存在だったかもしれませんね。
アイメリクは、そんな最後の蒼天騎士がいたんだという事実も、後世へとしっかりと語っていってくれることでしょう。

イシュガルドにおける終末の終息の宣言が、アイメリクによって発出されロール遠隔魔法DPSクエスト完了。
皇都民たちの心の柱となっていた正教の信頼が瓦解したイシュガルド。
信じる対象を失った時、人は絶望に見舞われることがありますが、そんな進む道を見失った人々と共に、一緒に寄り添い歩み続けるであろうアイメリクやアルトアレールの姿勢を見ていると、この雪降る山頂の都で、温かい気持ちがあふれるヒカセンでありました。

アチーブメントは「廃教の絶望を払いし者」。

各クエスト受注場所

遠隔魔法DPSロールクエストはLv85から発生。そこからLv90まで計6回に及ぶ連続クエスト。

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