
会わなくても、そばにいる ~FF14での共闘~
うさとねこは長く『ファイナルファンタジー14(FF14)』を遊び続けている。
難しいコンテンツよりも、二人でまったりカジュアルに楽しむ時間が大切だった。
「今日はのんびり採掘でもしながら、チャットでもしようか」うさが提案する。
「いいね。急がず焦らず、気楽に遊ぶのが一番だ」ねこもリラックスした声で応えた。
二人はゲーム内の美しい景色を巡りながら、釣りや採集、クラフトを楽しむ。
「この場所、すごく落ち着くね」
「うん。うさと一緒だから、どこでも楽しいよ」
ボイスチャット越しに、近況を話し合いながら、ゲーム内の小さな冒険を繰り返す。
「ねこ、あの魚釣れたよ! 写真送るね」
「すごい! うさのスクショ、いつも綺麗だなあ」
忙しい毎日の合間でも、こうして気軽に集まって話せる時間が二人にとっての癒しだった。
「リアルで会えなくても、そばにいる感じがする」
「うん、いつもありがとう」
肩の力を抜いて過ごせる、そんな穏やかなひとときが二人の絆をまたひとつ深めていた。