※暁月ロールクエストに関する大量のネタバレがあります。ご注意ください。
近接ジョブLv90達成。というわけで近接物理DPSロールクエストのゆるいあらすじと、いつも通りの超絶簡単感想。
サハギン族との融和への道
近接物理DPSのクエスト導入部。
ラノシア近海で、終末の獣の存在が確認されており、メルウィブ提督が黒渦団を率いて対策をしているものの状況は難航。ここで、ヒカセンの出番という流れ。
勿論、目的は偽神獣を討伐することになるはず。(TankとHealerロールクエストからの予測)
武闘派、二丁拳銃メルウィブ提督。
やや古い話になりますが、ヒカセンとしてはヴァリス帝との和平交渉レスバトル完敗のイメージが付きまとってしまっているので、もっとガーッと自信満々のメルウィブ提督が見たい今日この頃でございます。このクエストで唸るか、二丁拳銃。
黒渦団がポークシー(ブタ)を用いて精神汚染者(テンパード)を治療したことで、敵対していたサハギン族から生まれた「融和派」。代表格は、望潮のノォル。
そんな彼の話から判明したのは、サハギン族の女王「蒼茫の母」の崩御を元に大きくなっていったサハギン族の分裂についてでした。
サハギンの母死す!?
基本的に母ちゃんエピソードには弱いヒカセン(の中の人)、なんだかめっちゃ悲しいわ。
そして、女王の死は好戦的な主流派を融和派が上回る勢力となるキッカケにもなったものの、逆に劣勢になった主流派の中に水神を再召喚することで威光を取り戻そうとする者が現れた。それが「海嘯派」。
ただ、海底のクリスタル資源は枯渇しており、リヴァイアサンの再召喚は難しい。それゆえ、復権への活路が見いだせず絶望し、獣に転じてしまっている。
つまりいまのところ、獣=海嘯派のサハギン族ということらしい。
そうそう、希望が無くなると獣化するのだったわ、体から黒い煙が出てきてね。
しかしながら、海嘯派指導者司祭「ドゥウ」は、獣になることをリヴァイアサンからの祝福だと思い込み、その変化による「チカラ」を喜んでいる模様。これは困った。
ちなみに司祭ドゥウに、偽神獣に対して共闘しようと持ち掛けたメルウィブの提案があっさり却下されたことは、過去を振り返れば当然の結果……でしょうね。
そんな共闘交渉決裂後、リムサ・ロミサン船籍の商船が、海嘯派の襲撃を受け、オ・ゴモロ産のクリスタルが奪われた。これはもう、リヴァイアサン再召喚待ったなし?
偽神獣に加えて蛮神まで登場したら、いくらヒカセンでも(たぶんどっちも倒せるけど)面倒くさいので、もうちょっとだけ蛮神にも対処できそうな戦力が欲しいメルヴィブ。
ピコーン💡 海雄旅団を再結成しちゃお。
というわけで、なんだか見たことある元海雄旅団員たちがメルヴィブ提督の元へ収集されました。
海雄旅団元副団長、ヴェイスケート。
この方といえば珍味。珍味といえばこの方。許しはするが、忘れはしない。
ランドゥネル。グリダニア方面で見たことあるっぽいけど、具体的に思い出せない方。
ウ・オド・ヌン。どっかで見たことある気がするんだけど、具体的に思い出せない方。
シャマニ・ローマニ。ワインの人。
ブレイフロクス。可愛い女の子。
現在元団長が行方不明なため、ヒカセンが団長代理を引き受けまして、旅団を再結成。
さあ、戦力も強化。みんなで偽神獣を発見して、さっさとやっつけるぞ。
※この旅団員登場シーン後、それぞれを適切な任務につかせるための選択肢が登場。
例えば血気盛んなランドゥネルには、あえて戦いではなく探索へ向かわせる、といったような判断をすると、ヴェイスケートからそれなりにいい感触の返答をもらえたのですが、物語を進めるだけなら結局はそれぞれどちらの任務を選んでも大丈夫そう……っぽい???
あっさり偽神獣を発見。
しかし、なんだか強い。
蛮神さえも倒せるツワモノが集まったはず……なんだけれども、ここは、三十六計逃げるに如かず。
さて、ロールクエストを複数こなして敏感になってきた方々ならおわかりになった展開、ここで予定調和、ヒカセンの過去視発動です。一体、この偽神獣は誰なのか――。
なんとこの偽神獣、産卵地を失うかもしれないとの絶望感から変異してしまった、蒼茫の母だった――。
えぇ……母ちゃん、死んだんじゃなかったのね。
ドォウ司祭の厭世的な発言によるところも大きいですが、産卵期も近づいてきた今、子供たちを生み、育てられないかもしれないという未来は、蒼茫の母にとってあまりに大きな衝撃だったでありましょう。
これは時期も悪かった、偽神獣化もさもあらん、母ちゃん切ない……と思ってしまいましたわ。
ひとり寂しく、絶望の中を咆哮しているような母ちゃんのお姿。胸が詰まる。
サハギン族の母ちゃんを討伐しなければいけないんなんて、なんともいやあな流れでございます。
そいえば、こっそり陰から旅団員たちの窮地を救ってくれた元団長ロレンス。
彼も偽神獣討伐に協力してくれることになったわけですが、この時語られた「おやっさん」ことかつての海賊「シルバーサンド」の首領ブルーフィスと、その娘メルウィブの過去。
テンパードと化してしまった父ブルーフィスを、死をもってカタを付けることになったメルウィブ。
おやっさんに後を託されたロレンス。
はて? これどっかで聞いたことあるなと思ったら、黎明秘話 で読んだんだったわ。
暁月編、令和四年、ここにきてクエスト内で映像化(静止画化?)されました。
残りあとはもう蒼茫の獣を倒すだけ。
偽神獣化してしまったら、もはやどうすることもできはしないけど、今回なんだかとっても戦うのがしんどい。
そんな中、融和派のノォルはもちろん海嘯派のサハギンたちも合流し、「母」ではなくなってしまった蒼茫の獣を討伐。
※戦闘中見かけなかったシャマニ・ローマニは、船を守っていたらしいことが後に判明します。
自身の父と同じように、最後にケリを付けたのはメルウィブでした。
”許してくれとは言わない。
それでも……貴女の命は、私が背負っていく。”
母殺しの重荷をサハギン族たちには背負わせないメルヴィブ。
サハギン族たちはそんな彼女を、女王を救ってくれた相手であり、信じるに値する人物であると評し、コボルド族もサハギン族もヒトも「このバイルブランド島で生きていきたい」という同胞であるという共存への道を理解し始めてくれました。
話せばわかる。そんな希望を持ったっていいじゃない、クエストだもの。
戦闘後、元団長はひとり隠れてコソコソしていたせいで、元団員たちに取り囲まれて土下座猛省を促された様子。
ほのぼの要素ですが、いかんせん部族の女王殺しという基幹ストーリーが重いっす。
リムサ・ロミンサに帰還後、海雄旅団は再び解散と相成りました。
ブレイフロクス他、団員たちも解散は残念なようですが「強き力は弱き者のために」をモットーを胸にまた必要とされる日まで、各々の生活に戻り、各々の道を進んでいくことにしたようです。
でももう二度と、珍味なんぞ集めんからな。
実際今回の偽神獣出現が、ヒトとサハギン族との距離が近づく結果となったのも事実ですが、メルウィブが背負うことになった「罪」や、メイン、サブクエストなど、平和にはどれだけの「犠牲」が必要なのだろうかと深く考えてしまいますね。
クエスト当初願っていたような、胸すくメルヴィブ提督の二丁拳銃ぶっぱシーンはなく、逆に、重く悲しい弾丸で、がっつり胸が痛くなったヒカセン(の中の人)。
ただ、その弾丸で奪った命の先に見えたものが、彼女が望む世界、彼女が二丁拳銃を抜く日が訪れない日への道標であった、と信じたいところ。
サハギン族さん、新女王の即位式とかあったら、ヒカセンも呼んでね……?
アチーブメントは「絶滅の絶望を払いし者」。
各クエスト受注場所
近接物理DPSロールクエストはLv85から発生。そこからLv90まで計6回に及ぶ連続クエスト。
- Lv85~いざ、出航の時 (リムサ・ロミンサの駐在武官 ラザハン X:7.7 Y:9.6)
- Lv86~融和派と海嘯派 (黒渦団の書記官 リムサ・ロミンサ:上甲板層 X:12.6 Y:12.5)
- Lv87~復活、海雄旅団! (黒渦団の書記官 リムサ・ロミンサ:上甲板層 X:12.6 Y:12.5)
- Lv88~母なる女王 (黒渦団の書記官 リムサ・ロミンサ:上甲板層 X:12.6 Y:12.5)
- Lv89~海雄旅団の秘策 (黒渦団の書記官 リムサ・ロミンサ:上甲板層 X:12.6 Y:12.5)
- Lv90~融和への船出 (黒渦団の書記官 リムサ・ロミンサ:上甲板層 X:12.6 Y:12.5)