
仕事上でChatGPT使ってみたら……?

最近“ChatGPT”ってよく聞くけど、うさちゃんは使ってる?

あ、ちょうどねこちゃんに話そうと思ってたやつ!
実はうさ、この前無料版を試してみたんだよ。利用した理由は、お仕事関係なんだけど。
4年前に作られたVBAプログラムを直す案件があってね。処理に30分以上かかってたんだけど、ChatGPTに解析させて指摘されたところを修正したら……なんと30秒になっちゃったの!

なんかよくわからんけど、めちゃ良かったってことね?

そうそう。正直びっくりした。だから使えるかも? と思ってね、ひとまず1ヶ月間のお試しとしてChatGPT Plusを契約してみたの~😊
ただし正直なところ、月に3000円は、、、財布にちょっと痛い💦
今日はその体験を記事にまとめてみたよ。

月額3000円か~。まあそこそこ良いお値段だけど、仕事がより効率化するならアリじゃないかな? 仕事以外にも使えそうだしね。
plus課金までの道のり
きっかけはお仕事!
依頼されたのは、4年前に作られたExcel VBAのプログラムの改修でした。
データ量が膨らんだ結果、処理が終わるまで30分以上もかかるとのこと。
しかも「工数は2日でお願いします」と言われました。
ソースコードを開いてざっと見た感じ──
- 3000行を超える大作
- 共通関数があちこちに絡み合い、流れを追うだけでも一苦労
- 仕様書は一切なし

つまり、プログラムの意図を理解するにはコードを読み解くしかない状況。
経験上「無駄なループやセル操作」が原因だろうと予想できましたが、とても2日で解析できるとは思えませんでした😓
無料版ChatGPTを試してみた
「どうせ間に合わないだろう」と思いつつ、試しに無料版のChatGPTへ解析を依頼しました。
ただし、ここで重要な注意点があります。
- 会社によってはAIツールの利用を禁止している場合がある
- ソースコードをネットにアップするのは規約上NGのケースが多い

私は事前に了承を得て、必要部分だけを利用する形で進めました。
この点を無視すると情報漏えいや規約違反につながるため、非常に大事なポイントです。
AIが示した意外な指摘
実際に解析を依頼すると、ChatGPTは驚くほど多くの指摘を返してきました。
- ループ内での無駄なシート操作
- 同じ処理を繰り返す非効率な構造
- 本来不要な部分
ざっと見ただけでは直ぐには気づけなかった箇所を次々と指摘してくれたのです。

さらに印象的だったのは、ソースコードから処理の意図を推測する力。
「この処理は集計用だろう」「ここはエラー制御のため」といった類推を自然に返してくれる。
人間が頭の中で行う“コードの読み解き”を、AIは圧倒的な速さでこなしてくれました!
解析してもらって修正したら30分の処理が30秒に
指摘を元に修正を加えてテストしてみたところ……
30分かかっていた処理が、わずか30秒に短縮されました。
もちろん、最初は不具合もありましたが、そこは自分で調整し解決。
それでも60倍の高速化という結果は衝撃でした。
「これは使えるかも?」とPlus契約へ

無料版ChatGPTを試してみて、「ここまで仕事で使えるなら」とひとまず期間限定で使ってみようかと思い契ChatGPT Plusを契約しました😊
- 解析力が高く、大規模コードの問題点を瞬時に洗い出せる
- ルール(命名規則・関数設計)を教えると、そのとおりに守って書いてくれる
- やりたいことを伝えると、理解して逆に質問し、コードを仕上げてくれる
AI利用のメリット・デメリット
実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを整理します。
メリット
- 大規模なコードでも短時間で問題点を見抜ける
- 命名規則やコーディングルールを忠実に守らせられる
- 部分的な関数作成や単調な修正は圧倒的に効率化できる
- 無料版でも十分な解析力があるが、Plus版はさらに応答が速く安定
デメリット
- 必ずしも正しい結果を返すとは限らない(テスト・検証は人間の責任)
- 社内規定や契約規約で利用制限がある場合がある
- ソースをアップできないケースも多く、運用に工夫が必要
- 全体を丸投げするのは危険で、最終的な理解は人間に求められる

まあ、デメリットを肝に銘じて使用する心構えは必要ですよね。
まとめ
今回の仕事上のChatGPT利用で感じたのは、以下の通り。
- 仕様書がなくても、ソースコードからだけでもAIはある程度の意図を推測してくれる
- 人間がざっと見ただけでは気づけない無駄を効率的に見つけてくれる
- ルールを教えれば、AIは徹底して守ってコードを書いてくれる
- ただし利用には注意点がある(社内ルール・ソースの扱いに要確認)

「AIに丸投げはできないが、AIを活用すれば仕事の質とスピードは劇的に変わるかも?」。
そんな風に実感できたChatGPTですが、AIを使うことには賛否があるのも事実。
まだこれからplusを利用しながら、自分なりに試行錯誤していきたいと思います。