以下、パッチ5.4で追加された「ウェルリト戦役」に関する、盛大なネタバレが含まれます。
次回追加されるストーリーを復習するための備忘録的記録。
超絶簡単感想。
エメラルドウェポン戦
こうなることは、わかっていたんですけどね――。
”たとえ義父上の命令だろうと……!
オレは、オレたちは……退くわけにはいかねえんだ!”
先に旅立ったミリサンディア、リコンたちに続き、レックスは、エメラルドウェポンに搭乗します。
笑顔で、オーバーソウルモードへと突入するレックス。
笑顔で、自分亡き後の未来を託すレックス。
人は最期に笑うことができるのか。
仮に明るい未来が訪れると約束されてはいても、自分がそれを見ることは叶わない。
ただ、そこで幸せに暮らすのであろう仲間たちの生活のために、自分が死へと向かわざるを得ない現実までを、笑って受け入れるレックスの強い信念。
”あの姿……あの輝きは……”
ところで、ガイウスパパとしては、あの黄金甲冑の自分を見た時はどう思ったんでしょうね。
黒歴史の自分を直視できず「やだぁ、もう、そういうのやめてよー///」とか恥ずかしがったりしなかったんでしょうか。
っていうくらい、少しでもお笑い要素が欲しくなるヘビィなストーリー。
義子たちを3人も失い、ガイウスは更に年老いていきます。
父の教え
”強者が弱者を導く先にこそ、未来がある……。”
どんなに痛めつけられても、折れない意思と、絆。
もう少し、ガイウスパパの教育が適当だったなら……と思ってしまうほどに、この義子らは賢く、そして真っ直ぐに育ってしまいました。
優しい未来のためにとはいえ、皆、自己犠牲にも程があるでしょ、と。
ヒカセンに兄弟たちを没されたにも関わらず、アルフォンスを救うために、なにかを期待してしまうアリー。
さて、残るウェポンはダイヤウェポンのようですが、そこには生体コア「ゼノス」が搭載されているようで、彼がオーバーソウルしちゃったら、少し鬱陶しいウェポンになりそうな気も……しないでもないですね。
兄弟たちが身を賭して願った平穏な未来、そして残された生者の願い、「もう誰も苦しまなくていい世界」は、果たしてウェポンによって実現するのか――。
アヴィリナが語る過去
ミリサンディアの親友だったというアヴィリナ。
元魔導技術者という彼女も、これから先のクエストの重要な部分で関わってきそうな予感もしますね。
また、彼女による思い出話はとても興味深かったです。
なにしろ、あの豪傑リットアティン先輩が素顔で登場。めちゃいい人そう。ご飯とか、おごってくれそう。
そして改めて「登場人物、ほとんど殺しちゃってて、ごめんね?」と、ヒカセン謝罪必須な状況じゃないですかね、これ。
”死者は生者を許しはしない。
ただ、生きている者を救いたいと願うだけだ。
それを偽善と呼びたくば、好きにするがいい……。”
ガイウスが言う通り、ヒカセンも成り行き(?)とはいえ、めちゃくちゃな数に許されてなさそうです。
セウェラが語る過去
今現在ガイウスの側近となっている、セウェラの生い立ちも明らかになった今回の物語。
前回語られたヴァルドランの胸中と同じく、セウェラも複雑に思うところがあるようですね。
祖国、帝国、現在のガイウスによって、今の「自分」を確立しているヴァルドラン、セウェラ。
彼らが、このウェルリト戦役で、どのように己の過去と向き合っていくのか。そこにも、注目していきたいところです。
ウァレンス・ヴァン・ウァロ 七変化
変顔やらせたらエオルゼア随一のパパ、ウァレンス氏。
今回は牛乳はお飲みにならなかったようですが、その分、表情豊かなお顔を見せてくれました。
あっぱれ見事なヒール(悪役)顔。
個人的に「がーんばれ、がーんばれッ!」 は、「根・絶・や・し・だッ!!!!」よりも、彼の名台詞として記憶に残ることになりました。