以下、パッチ5.5で追加されたサブクエスト「ウェルリト戦役」に関する、盛大なネタバレが含まれます。
SS多めの超絶簡単感想。
「輝く命たち」「 いつも、いつまでも」
とうとう終わってしまいました、ウェルリト戦役。
冒頭に、EDを迎えた感想をいきなり述べてしまうのもいかがなものかと思わないでもないですが、「戦役」の中、兄弟たちが命を散らし進行するストーリーの先には、アリーという希望を残すことくらいしか着地点がなかった、ような気もしてます。
すっきり終わって、最初から最後までとっても楽しめたクエストだったなあと。
Gセイヴァー登場
シドとアヴィリナ嬢との協力の下、孤児たちを救出するためにGウォリアーから進化を遂げ、ダイヤウェポン捕獲作戦の舞台となったGセイヴァー。
今回の機体登場時には、シドの前口上はそれほど長くはなかったものの、相変わらずのドヤ顔で語る彼を見ていると、なんとなくこちらが恥ずかしくなるのは、年をとってしまった証拠なんでしょうか。
ガイウスもこの複雑な表情。
後ろのセウェラも、どことなく言葉を失っているように見えなくもない。
しかし、この ”聞き覚えのある青年の声” という文字を見た時、この先の展開へ嫌な予感がしたのは私だけではないはず。
アルフォンス兄さん、君は一体……。
アルフォンスの最期
ウァレンスによってダイヤウェポンに脳を搭載され、妹を守るために、願いを叶えるために、オーバーマインドモードとなって戦い、最期、幻影としてガイウスの前に現れたアルフォンス。
そんな「子」と「父」の対面に、涙した人も多いのではないでしょうか。
息子の最期の望みは――。
ガイウス父さんの頬を伝うのは、決して雨だけではないはず。
ウァレンス・ヴァン・ウァロ
最後の最後まで、これぞ悪役らしい悪役! で、お見事と言わざるをえませんでしたね。
今回もとても多彩な表情をお見せいただきまして、SSが捗りました。
施設内のこのシーンでは「アリー、いっけぇー!」と思いましたが、今思えば、ここで簡単に死んでくれなくてなにより。
自ら発案したウェポンに強く抱かれた死は、彼にはとてもふさわしい最期だったと言えるでしょう。
ただ、意外と彼とは真面目に会話したら、ヴァリス帝なみの論破野郎だったかもしれない。
ガイウスは、”奪ってきた誰かの未来”を背負っていく心構えのようですが、その前途も多難であることは間違いないでしょう。がんばれ、ガイウスパパ。
疑似聖石システム の記憶
本当、アルフォンスはいい仕事したよね。
アヴィリナだけでなく、ヒカセンをも、これでもかと泣かしにかかるからね。
小さかった孤児たちが成長し、帝国兵としての訓練を受ける日々は、少なくとも彼らにとっては満ち足りた日々だったのではないでしょうか。
ヒカセンが直接壊してしまった日常ではありませんが、登場人物たちの行く末を知るだけに、どこでおかしくなってしまったのか、なにがいけなかったのかと、振り返られずにはいられませんね。
しかし、それぞれに色々な記憶、思い出があるからこそ、前に進む勇気が持てるのも事実。
若い兄弟たちが命を賭して属州から解放した「ウェルリト独立国」に幸多かれと願わずにいられません。
おかえり、アリー。
おまけ
シドはネロを呼んでくるべきだよね。
そして、クエスト完了後は、ターンクリフで、ロボット()の肩に乗れます。
記念撮影はこちらで。