※2023年「プリンセスデー」イベントに関するネタバレがあります。ご注意ください。
♡プリンセスデー 2023年♡
今年もエオルゼアでは2023年3月1日(水) 17:00頃 から「プリンセスデー」が開催されています。
各都市や冒険者居住区では、祝祭を彩る飾りつけがおこなわれて、プリンセスデーの雰囲気たっぷり❤さっそくねこちゃんとイベントを遊んできましたよ~♪
アルディシアお嬢様と会えるプリンセスデー。元気にしてらっしゃるかしら。
クエスト:プリンセスデーと扇の舞踊
ウルダハの執事王は、新しい催しを始めようとしているようです。
クエスト依頼会話
執事王 : おお、あなたはたしか、以前お世話になった冒険者さんではありませんか!これは良いところに……実は、依頼したいことがあるのです。
執事王 : 今、ウルダハでは「プリンセスデー」が開催中です。この祝祭が、すべての淑女を「姫」としてもてはやし、願いを叶えるものであることは、すでにご存知でしょう?
執事王 : 今回の祝祭では、プリンセスデーを楽しまれる皆さまに、記念品として美しい「扇」をお配りする予定でして……それに関連したある催しも計画しております。
執事王 : ただ、せっかくの記念品の扇ですが由来について疑問があるらしく、祝祭の催しをさらに盛り上げるためにと、ソーン家のご令嬢「アルディシア」さんが調査に出ております。
執事王 : ところが、先ほど執事のひとりから、お嬢さんが、具合が悪そうに休まれていたと聞きまして……思えば、お身体の丈夫な方ではないので、心配していたところです。
執事王 : 彼女もプリンセスデーの大切な「姫」のひとり……。祝祭の運営で手一杯の私に代わり、どうか、お嬢さんに頼んだ調査を手伝っていただけないでしょうか?
執事王 : ありがとうございます……!アルディシアお嬢さんは「ゴールドコート」にいたそうですので、何卒、よろしくお願いいたします。
今年もアルディシアに会えるぞ。
おや? 休養後から体力が復活しておらず、疲れて座り込んでしまっているアルディシア。心配だ。
そんな彼女はプリセンスデーを迎えるにあたって、ソーン家の館で発見したこの扇について調べていたと言います。
この扇の意匠はソーン朝時代の王宮様式のもので、ソーン朝時代といえばプリンセスデーの発端となった「エドヴィア姫失踪事件」が起こった頃。
エドヴィア姫もこのような扇で舞を披露したのではないかと考え、執事王と相談し、今回のプリンセスデーの記念品としてレプリカを参加者に配布することにしたようです。
ただ、見つけた扇自体は、ごく最近に作られたものだと言われ、母を亡くしているアルディシアは父に尋ねましたが「知らない」と一蹴。
ソーン家の父が知らないとなると、外部の識者に尋ねるしかない。そこで、面会の約束をしていたアルディシアでしたが、残念ながら体力が持たなかったようです。
そんなことなら無理せんでええよ。
ヒカセンが、アルディシアの代わりにNPCに会ってくるわってことで、彼女の悩みをちゃちゃっと解決してみましょう。
そして、ウルダハの街をあっちこっち駆け回り、親切なNPCの方々から判明した事実は以下の通り。
- ソーン朝時代、エドヴィア姫が通常なら顔を隠すための扇を手にして、まさかの踊りながら社交界へ衝撃的デビューし、この踊りがソーン家女性に代々受け継がれている(姫の舞踏の発端)
- このソーン朝様式の扇は、間違いなくアルディシアの母である故クラウディアのものである
- ソーン家に伝わる姫の舞踏について知り、完コピまでしていたクラウディアの友人がいた
- 過去に、プリンセスデー祝祭の場へクラウディアを案内したという男性は、知らなかったとはいえ体力のない彼女に舞を披露することをすすめ、疲れさせてしまったことを未だに申し訳ないと思っている
上記の人物たち(のうち1人はアルディシアの父ちゃんでした)に会って得た情報をアルディシアに伝え、彼女はようやく母のこと、扇のこと、姫の舞踏についてを知ることになります。
アルディシアの両親の出会いも、プリンセスデーだったようですなあ。
きっと父ちゃんってば、娘を母ちゃんみたいに失いたくないんよ。
だから、アルディシアに尋ねられた扇のことも知らんと答えたのでしょう。
父ちゃん初登場?
ソーン家当主様であらせられます。
”おまえにはどうしても教えられなかった。
あの舞踏は、クラウディアとの良き思い出であると同時に、彼女を喪った悲しみを思い起こさせるのだ。
……おまえの体が心配なのだ。
ここまでにして、館から持ち出した扇も返してくれないか?”
休憩して少し体力が復活したアルディシアは、父の前で姫の舞踏を披露します。
完コピしていたおばさまに、ご教授いただいたようです。
(唐突に踊り始めるのも、ソーン家の伝統ですかね)
※父視点。
思い出が現実化しております。娘は母そっくりなのですな。
アルディシアは母も舞ったというこの舞踏を父に喜んでもらいたい一心で踊ります。
アルディシアの舞を見て父は、母から娘への舞踏の継承を許します。
そして、父を跪かせる娘……違う、父はプリンセスデーらしく姫をかしずくのでした。母娘2代。
父の想い、娘の想い、それぞれが交わり、無事にプリンセスデーで扇と共に舞踏も披露されることになりました。
心なしかアルディシアも元気が戻ったようですね。
めでたし、めでたし。
クエストが終わると、ダンスも姫の舞踏に変化。
NPCさんが、この周辺でちらほらセリフを言ったりしてます。
アルファくんとオメガもレポリットと共にプリンセスデーを満喫中。
イベントアイテム
クリア報酬
「演技教本」エモート | 姫の舞踊 |
販売アイテム
種類 | アイテム名 | 価格 |
オーケストリオン譜 | オーケストリオン譜:駆け引き | 2,500G |
調度品(壁掛) | プリンセスデーのポスター2023 | 2,500G |
雑貨(シーズナル) | 桃源郷 | 10G |
雑貨(シーズナル) | 桜吹雪 | 10G |
購入場所
これで納得! NPCから語られるプリンセスデー
執事王の侍従
イベント終了後に、執事王の侍従から「プリンセスデー」と「エドヴィア」のお話が聞けました✨
プリンセスデーとは?
執事王の侍従 : 「プリンセスデー」とは、すべての女の子のための祝祭です。
執事王の侍従 : 起源は遡ること300年ほど前……ウルダハの王朝がソーン朝であった時代のことです。
執事王の侍従 : 窮屈な王宮生活に嫌気が差した王女「エドヴィア」は、同年代の町娘から服を借りて変装し、王宮を抜け出しました。
執事王の侍従 : それを知った時の国王「バルドリック」は大いに狼狽し、軍を総動員する大騒動を引き起こしてしまいます。
執事王の侍従 : 「エドヴィア姫」が見つかるまでの間、軍による度を超した捜索で、街は大混乱に陥りました。姫に協力した町娘の家に至っては、家捜しで半壊する始末。
執事王の侍従 : この事件の後、「バルドリック王」は町娘を訪ね、「女の子は国の宝であり、王女として遇されるべき」と謝罪、家を再建させ、自らは町娘に執事として一日かしずいたそうです。
執事王の侍従 : 王の行動に当時の庶民は大喜び、王室に好印象を持ちました。それを受け、「バルドリック王」は毎年同じ日に、抽選で選ばれた女の子の執事となり、一日中仕えたといいます。
執事王の侍従 : 王の没後、この珍行事はすこしずつ姿を変えながら、ウル朝となったウルダハのみならず、他国にも広がり、現在の「プリンセスデー」となったのです。
エドヴィアとは?
執事王の侍従 : 「エドヴィア姫」は、今より300年ほど昔の人物です。当時、ウルダハを支配していたヒューラン族の王朝、ソーン朝の姫君です。
執事王の侍従 : 彼女が王宮を抜けだした「エドヴィア姫失踪事件」は、「プリンセスデー」の発端としても有名です。
執事王の侍従 : 自由奔放な「エドヴィア姫」に、厳格で知られる父「バルドリック王」……。
父娘の関係は、かなり距離のあるものだったといいます。
執事王の侍従 : それが変わったのは「エドヴィア姫失踪事件」のおかげです。
娘を心配するあまりに大暴走する「バルドリック王」を見て、「エドヴィア姫」も思うところがあったのでしょう。
執事王の侍従 : 「失踪事件」以降、姫が王に歩み寄る形で関係が改善し、やがては理想的な父娘関係として記録に残るほど、ふたりの仲はよくなったそうです。
アイルディシア
イベント終了後に、アイルディシアからもお話が聞けました✨
ガーベラの花冠について
アルディシア :「全ての女の子は国の宝であり、王女として遇されるべきである」そう宣言したバルドリック王は事件以来、毎年、庶民の女の子の執事として一日仕えたといいます。
アルディシア : そうして、数年が過ぎた頃のこと、バルドリック王は、その年の「姫」に選ばれた女の子から、執事役のお礼にと、ガーベラの花束を贈られたそうです。
アルディシア : その花束を使い、その場でふたつの「花冠」を従者に作らせると、王の王冠を外し……女の子と自分の頭に被せては、「お揃いだ」と笑ったのでした。
アルディシア : それ以来、ソーン家にとってガーベラの花は、「女の子の幸せを願う花」となったといいます。
アルディシア : ……どうされたのですか?「ガーベラの花冠」について、なにかご存じのことが?
アルディシア : なるほど、依頼主の都合で言えないと……。そうですよね、冒険者さんであれば、秘密の冒険譚も、中にはあることでしょう。
アルディシア : でも、正直言ってそこまで隠されると気になります。……秘密の冒険、いつか私にも聞かせてくださいね!
フォルティン・ソーンについて
アルディシア : 私の父であり、現ソーン家当主、フォルティン・ソーン。父はソーン家を代表して、プリンセスデーの後援を行っています。
アルディシア : それは、ソーンの血族の伝統を残す意味もあるでしょうが、母と出会った思い出の祝祭を、守りたいのだとわかりました。
アルディシア : かのエドヴィア姫とバルドリック王も、失踪事件の前後で、不仲が解消したと聞いたことがあります。私とお父様も同じように、壁がひとつ消えた気がします。
クラウディア・ソーンについて
アルディシア : ソーン家の長女であった、私の母、クラウディア・ソーン。私の物心がつく前に亡くなったと聞いています。
アルディシア : 体が弱かったため、貴族の社交界にはなかなか参加できなかった。代わりに、タイミング良く参加できたプリンセスデーで、「姫の舞踊」をお父様たちに披露できたのだとか……。
アルディシア : ……まだ母については知らないことも多いのですが、話を聞く限り、特徴含めて私によく似ているような。私自身のすべてが、母からもらったものなのですね。
ソーン王朝について
アルディシア : ウルダハという国は、ウル朝により興されたものの、歴史上、争いによって内政が荒れた時期がありました……。そのときに、ソーン家が一時的に王朝を預かったのです。
アルディシア : それが今より350年ほど昔のことです。それより100年以上に亘って、時間をかけて国の問題を解決し、多くの民にとっての善政を執り行ったといいます。
アルディシア : その後、役目を終えたとして、ソーン家は元のウル家へと王朝を返上しました。その後も、ウルダハの発展のため、下支えしてきたのですよ。
扇と「姫の舞踊」について
アルディシア : 「エドヴィア姫失踪事件」の後、姫は社交界にも参加する、淑女となったそうです。
アルディシア : ですが、姫のお転婆ぶりは成人後も相変わらず。本来は顔を隠すために使う扇を手に、即興の舞踊を披露してしまったのだとか……!
アルディシア : その振る舞いを見て、王や執事たちが呆れる一方で、貴族たちは舞の美しさに見惚れ、手を叩き称賛しました。
アルディシア : これ以降、エドヴィア姫の舞いは、「姫の舞踊」としてソーン家の女性たちに、扇と共に、代々受け継がれるようになったのです。