ケースファンって交換・追加したらどれくらい変化があるの?
現在使用しているパソコンケース「Fractal Design Define 7 Compact」。
今回は、こちらのケースファンを交換・追加して、CPU・グラフィックボードの温度がどれぐらい変わるか測定してみようかなと思い立ってみました😀
ちなみに「Fractal Design Define 7 Compact」標準で付いているファンは、2000RPMを超えると音が気になる程度。普段遣いではまったく問題なし笑
更に、CPUに関しては、CPUクーラーがオーバースペックなので下がらないかもしれません😅
パソコン沼にハマっているうさちゃんが、また何かをやり始めたようですね。ここはひとつ、そっと静かに見守ろうと思います。
ありがとう、見守っててね😁
今回パソコンケース「Fractal Design Define 7 Compact」ファンの交換・追加するにあたって、一番気になっている点。
それは、今現在仕事以外で利用するパソコンとしてintel構成とAMD構成の2台を主に使っているのですが、そのうちAMD構成に組み入れているのが、先日中古で購入したグラフィックボード「MSI GeForce RTX 2070 SUPER VENTUS OC」。
こちらは前回グリスの塗り替えたりして温度を正常範囲にしたわけですが、今回ファンを交換・追加することによって、もう少し温度が下がるかしら? っていう点だったりします😓
結局そっちを冷やしたいわけね。
ぶっちゃけ、中古グラフィックボードじゃなくて新品買うたらよかったんちゃう? っていうくらいのお金のばらまき加減ですね。経済回してる~。
結果的に、お金だけで言えばそうなんだよね😅💸💸💸
CPUのTDPは65Wなのでミドルクラスの空冷クーラーでも十分冷えるし、実際今回のファンを交換するCPUもCinebench R23で約60℃で全然正常範囲、しかし目的は「MSI GeForce RTX 2070 SUPER VENTUS OC」正常範囲!?をもっと冷やしたいという欲求というか試したいの~💧
同じパソコンケースなのに「TUF-RTX3060TI-O8G-V2-GAMING」より10℃も高いしね🥵そもそもグラフィックボードについてるファンの数・GPUチップも違うし比較するのもどうだかとは思うけど。。。
……ちょっとなにいってるかわからない。
ちなみに、ねこちゃんが購入したパソコンのCPUクーラーはNoctua NH-U12S reduxだけど、数値聞く限り十分冷えてるね~、とってもいい感じ。3つのファンが付いてるグラフィックボード「ASUS TUF Gaming GeForce RTX 3070 Ti 8GB」もTDPが高い割にはの温度も低い😁
ファンを交換、追加してみたよ
交換・追加内容
「Fractal Design Define 7 Compact」に、今回追加、交換したファン構成は以下のとおりです。
製品名 (ケース標準) | 取付数 | 製品名 | 取付数 | ||
フロントファン | Dynamic X2 GP-14 140 mm | 1 | 👉 | Dynamic X2 GP-14 PWM 140 mm | 2 |
リアファン | Dynamic X2 GP-12 120 mm | 1 | 👉 | Dynamic X2 GP-12 PWM 120 mm | 1 |
もはや、素人には何故にわざわざ追加・交換するのかわからない領域です。
今回トップファン・ボトムファンは取り付けしないので、交換追加した全てのファンを最大回転数で動かすと排気が足りない気も。。。。測定しながら回転数を調整していくしかないかも。
リア側、空気抜け良さそうなのでいけるかな笑
(グラボとか剥き出しで、扇風機回したらええんちゃう?)
所持している「Fractal Design Define 7 Compact」2台分の交換・追加用に購入したファン。
(業者かな?)
製品仕様比較
PWMモデルは最高で1.7倍近くの回転速度を出すことができます、その際の騒音レベルも1.6~1.7倍と回転速度に比例して大きくなります、パソコン負荷が低い時は回転数も下がり10dB以下とほぼ無音になります。
ノーマルモデルに比べてエアフロー性能(パソコンケース内の熱を冷却・排出する性能)が約2倍弱あるので高負荷時には性能をかなり発揮しそうです。
ノーマルモデルに比べてPWMモデルは高価そうな気がしましたが、ほぼ同じ値段で販売されてました。
Dynamic X2 GP-14 Vs Dynamic X2 GP-14 PWM
Dynamic X2 GP-14 | Dynamic X2 GP-14 PWM | |
サイズ | 140×140×25mm | 140×140×25mm |
コネクタ | 3ピン | 4ピン |
回転速度 | 1,000 RPM | 1,700 RPM |
低 (0-20%) PWM 速度 | ー | 500 RPM |
騒音レベル | 18.9 dB | 33.7 dB |
低 PWM ノイズ レベル | ー | 10 dB以下 |
エアフロー | 68.4CFM | 105.9 CFM |
低 PWM エアフロー | ー | 47.9 CFM |
静圧 | 0.71mmH2O | 1.95mmH2O |
Dynamic X2 GP-12 Vs Dynamic X2 GP-12 PWM
Dynamic X2 GP-12 | Dynamic X2 GP-12 PWM | |
サイズ | 120 x 120 x 25 mm | 120 x 120 x 25 mm |
コネクタ | 3ピン | 4ピン |
回転速度 | 1,200 RPM | 2,000 RPM |
低 (0-20%) PWM 速度 | ー | 500 RPM |
騒音レベル | 19.4 dB | 32.2 dB |
低 PWM ノイズ レベル | ー | 10 dB以下 |
エアフロー | 52.3 CFM | 87.6 CFM |
低 PWM エアフロー | ー | 30.5 CFM |
静圧 | 0.88 mm H2O | 0.51 mm H2O |
数字を見てもなんのこっちゃわかりませんが、なんかとってもすごいんでしょう、たぶん。
ファン設定
ファンの速度設定は「Q-Fanチューニング」で自動設定しています。
色々回転数を設定してみたのですが「Q-Fanチューニング」で自動設定が一番温度が低くなりました。
交換・追加してみた結果発表!
ファンの交換・追加はかなり効果がありました。
特にIntelのCPUは「Cinebench R23・FF14ベンチマーク」の両方で約8度も下がっています。
「Cinebench R23」の高負荷中はファンの音が少し気になったけど😓
ファンが増えたら温度も下がる。物理的に考えても、そうなってもらわなくちゃ困るわね。
INTEL 構成
室温21℃
ファン交換追加前・Cinebench R23
CPUPackage最高温度 62℃
ファン交換追加後・Cinebench R23
CPUPackage最高温度 54℃
ファン交換追加前・FF14ベンチマーク
GPU最高温度 70.0℃
H.S最高温度 81.8℃
ファン交換追加前・FF14ベンチマーク
GPU最高温度 62.0℃
H.S最高温度 73.8℃
AMD 構成
室温21℃
ファン交換追加前・Cinebench R23
CPUPackage最高温度 64℃
ファン交換追加後・Cinebench R23
CPUPackage最高温度 61.8℃
ファン交換追加前・FF14ベンチマーク
GPU最高温度 78℃
H.S最高温度 91.2℃
ファン交換追加前・FF14ベンチマーク
GPU最高温度 74℃
H.S最高温度 86.4℃
結果としては予想以上に温度も下がって大満足😁
お金をかけた甲斐があって何より……。