
※2025年「プリンセスデー」イベントに関するネタバレがあります。ご注意ください。
♡プリンセスデー 2025年♡

今年もエオルゼアでは2025年3月3日(月) 17:00頃 から「プリンセスデー2025」が開催されています。
各都市や冒険者居住区では、祝祭を彩る飾りつけがおこなわれて、プリンセスデーの雰囲気たっぷり❤さっそくねこちゃんとイベントを遊んできましたよ~♪

今年のプリンセスデーはどうやらまたステージイベントにまつわるクエスト内容のようですね?
プリンセスデーとは?
「プリンセスデー」とは、すべての女の子のための祝祭です。
起源は遡ること300年ほど前……ウルダハの王朝がソーン朝であった時代のことです。
窮屈な王宮生活に嫌気が差した王女「エドヴィア」は、同年代の町娘から服を借りて変装し、王宮を抜け出しました。
それを知った時の国王「バルドリック」は大いに狼狽し、軍を総動員する大騒動を引き起こしてしまいます。
「エドヴィア姫」が見つかるまでの間、軍による度を超した捜索で、街は大混乱に陥りました。
姫に協力した町娘の家に至っては、家捜しで半壊する始末。
この事件の後、「バルドリック王」は町娘を訪ね、「女の子は国の宝であり、王女として遇されるべき」と謝罪、家を再建させ、自らは町娘に執事として一日かしずいたそうです。
王の行動に当時の庶民は大喜び、王室に好印象を持ちました。
それを受け、「バルドリック王」は毎年同じ日に、抽選で選ばれた女の子の執事となり、一日中仕えたといいます。
王の没後、この珍行事はすこしずつ姿を変えながら、ウル朝となったウルダハのみならず、他国にも広がり、現在の「プリンセスデー」となったのです。

クエスト:プリンセスデーと執事王子の誕生
ルビーロード国際市場の執事王は、プリンセスデーの新たな計画を立てているようです。



執事王
これは、以前お世話になった冒険者さんではありませんか!
またも「プリンセスデー」の時期がやってきましたぞ!
ときに、冒険者さんは「三歌姫」をご存知ですかな?
プリンセスデーを盛り上げるために結成された、「姫」をモチーフにした3人組の歌姫たちでございます。
当初は無名だった三歌姫も、今ではすっかり人気者!
そこで、さらに祝祭を盛り上げるために、次は「執事」をモチーフにした歌い手を、となりましてな。
その名はズバリ「執事王子」!
姫に仕える、カッコいい執事の王子でございます!
今回の祝祭のステージで、お披露目する予定なのですが、実は衣装を取りに行った当人が、なかなか戻ってこなくて……。
出番まで時間はまだありますが、さすがに遅すぎます。
様子を見に行きたいところですが、私も準備で手いっぱいで。
冒険者さん、どうか代わりに見に行っていただけませんか?
歌い手の名は「ピコット」、衣装のデザイナーさんが勤める、宝飾店「エシュテム」に向かったはずです。
執事王子?
執事の王子?
えっ……?

ピコット:闇夜を切り裂く吹雪のような、凍てつく鋭い輝きをまとってて……それでいて、触れるとヤケドしそうなアツい炎の煌めき! カッコいいと思わない!?
マラベル : それは冷たい吹雪なのか、熱い炎なのか、どっちかしら……?
ピコット:あっ、ねえねえ、そこの人! 白銀の衣装で、混沌の闇に溶け込むにはどうしたらいいかなぁ? やっぱり輝くのはあきらめたほうがいい?
マラベル :あらUsaさん、お久しぶり! アナタと組んでファッションコンテストで優勝したとき以来ね、今日は宝飾店「エシュテム」に何かご用かしら?
執事王さんの代わりに来てくれたのね! 助かるわ、衣装担当としてちょっと困ってて……。衣装はもうほとんど完成しているの。でも、せっかくなら本人の目指すものに合わせて仕上げたくて……さっきからイメージを聞いているんだけど、全然わからないのよ。
ピコット:「カッコいい」っていろいろあるから、ひとつに絞って伝えるのは難しいねぇ……。
マラベル:ごめんなさい、ちょっと別の依頼も立て込んでて……。申し訳ないんだけど、一度彼と話してみてもらって、方向性をまとめるのを手伝ってもらえないかしら?
ピコット:う~ん、これじゃダメだなぁ……。
せっかくビッグチャンスを掴めたのに、このままじゃステージも失敗しちゃうかも……。
えっと、冒険者の……Usaさんだっけ? 急に巻き込んじゃってごめんなさい……。ボク、オーディションで執事王子に選ばれたんだ。だから頑張って人気の歌い手にならなきゃ~と思って……やっぱり「カッコいい」のがいいかなぁって、研究してさ。本で読んだカッコいい人たちの振る舞いとか、印象とか……いーっぱい調べたんだよ。それを全部伝えてみたんだけど……うまくいかなかったみたい。うーん、「執事王子」としてのイメージかぁ……ようするに、執事の王子ってことだよね? あれ、そもそも「執事」ってなんだろ?

※おそらくどれでもOK
ピコット:そっか……。ボクが調べた「カッコいい」とは、全然違うね……? でも、ひとつわかった気がする! 「執事王子」なんだから、「執事」さんを研究すればいいんだ!
ねぇねぇ、冒険者さん。ボクだけだと、また迷っちゃうかもしれないから……よかったら、手伝ってくれない? へへっ、ありがとう!
まずはね、街の人たちにも「執事」さんのイメージについて、いろいろ聞いてみようと思うんだ! いっぱい意見を聞いてみたいから、手分けしたくて……冒険者さんは、このザル回廊で聞いてきてくれる? 終わったらゴールドコートでまた会おう~!
今度は男性アイドルを作り出そうとしているプリンセスデー。
オーディションで執事王子として選ばれたピコットは、やる気は人一倍であるようですが、やや優柔不断というか、面倒くさいやつというか、時間守れよというか、良く言えば、幅広い選択肢への探求心に満ちていると言えなくもない、そんなキャラクターのようですね。
とりあえず、今回のクエストは、理想的な執事を目指し、彼をお手伝いしていくことから始まります。
身なりのいい貴婦人、買い物を楽しむ市民、休憩中の給士と三人に話を聞いて回りましょう。
あっ、Usaさん~!
あのね、パールレーンで執事さんについて聞いてたらね、いいものがあるから買わないかって言われたんだよ。すっごく値打ちのある壺らしいんだけど、ビックリするくらい高くてね、お金がなくて買えなくて……。壺と執事さん、どういう関係があったのかな?

※どちらでもOK
あれ、また間違えちゃった?おかしいなぁ……。なるほどなぁ……執事っていうのは誰かに仕える人で、望みを察して動く……そのためには、事前の準備も大事……。じゃあ、ボクはお客さんに仕える執事になればいいのかな?……うん、そう考えたら、わかってきた気がする!
お客さんを喜ばせるために、できることを考えればよさそうだね! よーし、頑張るよ~!
あとはボクらしい「執事」の形を見つけたいから、もうちょっとだけ、付き合ってくれると嬉しいなぁ。
「また間違え」って言ってるところから、傍から見た自分への評価について多少の自覚はあるようです。良かった、まだ救いがありますね。
導入部分はこれで終了。
続けてピコットからクエストを受注しましょう。

クエスト:プリンセスデーと執事王子のおもてなし

ピコット
ボクが目指すのは「執事王子」……。
モチーフになった執事さんのイメージはわかってきたから、次はボクにできる「執事らしさ」について考えなきゃねぇ。相手を喜ばせるために……か。そういえば、ボクも始まりはそこだったなぁ。

子どものころにね、幼馴染の女の子がいてさ。ボクにとっては、大事な大事なお姫様。でも、その子は生まれつき病気でね。外にも出られなくて、ずっとベッドの上にいて……だから、ボクを通して外の世界を見てもらってたんだ。ボクね、いろんなものになったよ。ヒーローにも、道化にもなった。あの子が望んで、笑ってくれるなら、なんにでもなった。そんなある日、街でキラキラした歌い手さんを見かけたんだ。ステージを見てる人、みんな笑ってたから……あの子にも見せてあげたくって。
ボクは精一杯、歌って踊って……お客さんはひとりだけ、あの子のためだけのステージだった。
そうしたらね、目を輝かせて喜んでくれたんだよ。もう、嬉しくって嬉しくって。だからいっぱい練習したし、そうするうちに、だんだん自分が大人気の歌い手になった気持ちになれたんだぁ。
でも……あの子は、ザル神のところに行っちゃった。だからね、いつかボクも歌い手になって、もっともっと有名になって、大きなステージに立てたら……いつかまた、あの子にも届くかもしれないなって!
そのために、執事王子のオーディションを受けたんだ。合格したときは、もう飛び上がって喜んじゃった。でもね、きっかけは幼馴染のためだったけど……今はもう自分の夢でもあるよ。たくさんの人に夢を与えて、ステージを成功させたい!
へへっ、聞いてくれてありがとう! Usaさんと話してると、いろいろ見えてくるよ。よーし、それじゃあ、改めて何ができるか考えていかなくちゃ! そうすればきっと、マラベルさんに伝える衣装のイメージも、もっとしっかり固まると思うんだ。まずは、お披露目ショーがあるステージのほうに行ってみよう! 準備も進んで、お客さんも集まってきてるだろうから、執事王子としてできることのヒントがあるかも!
あら、ピコットがステージに立ちたいと思ったきっかけがこんなに温かいものだったとは、予想してなかったですね。
そうか、がんばれよ、ピコット。
というわけで、今更ですが応援したろうじゃないか、このヒカセンが!
ステージ付近で観察し、ピコットのためにも、執事王子のヒントを探しましょう。

ポイントをクリックするだけで、会話が進んでいきます。
- クイックサンドの店員
- 三歌姫の熱心なファンたち
- 執事王
おそらく、出現する選択肢はどちらでもOK。
観察後、観客のために軽食をクイックサンドから持ち運び、リラックスしながら見てもらえるようなステージにしたいという、具体的なピコットの計画がようやく立ち上がってきました。
「相手のために動く執事らしさと、王子の華やかさの両立!」
マラベルのところへ行き、衣装のイメージを伝えに行きましょう。
もうお披露目ステージはすぐそこです。

マラベルの素晴らしい衣装をまとったピコット。
ヘッドセットマイクがイマドキの歌って踊れるアイドルっぽい。

クイックサンドの限定メニューをおすすめし、しっかり執事らしい気遣いもしながら、アイドルらしい華やかなステージトークを交えて、やるじゃないか、執事王子。

観客たちもこの表情でご満悦。

これは三歌姫も納得の、執事王子誕生ステージです。
ピコット:あっ、Usaさん! 見ててくれてありがと~! もうね、すっごく楽しかった! 集まってくれた人たち、ひとりひとりの顔を見てたらね、みんな楽しんでくれてるのが伝わってくるんだぁ。
おもてなしも喜んでもらえたし……クイックサンドのお兄さんもね、最高の宣伝になったって、お礼を言ってくれたんだよ~!
執事王 : 執事王子としてのお披露目は大成功でしたぞ!
さっそく次の出番はいつかと問い合わせが殺到しておりまして……期間中にまたステージに立ってもらおうかと思っています。

ピコット : わぁ、本当に? 嬉しいなぁ、ボク頑張るよ~!
……あの子も、見ててくれたかな。ザル神のところからさ。執事王さんも、ありがとう。ボクにチャンスをくれて。
これからもステージに立てるなら、いーっぱいの人を楽しませられるように、頑張るよ~!
いけない、忘れるところだった!あのね、マラベルさんに頼んでね、お揃いの衣装を作ってもらったんだぁ。実際にステージに立ったのはボクひとりだけど……いろいろ手伝ってくれた冒険者さんも、ずっと隣にいてくれたような気がしてたんだ。
だからぜひ、この服をもらってくれると嬉しいなぁ。もうひとりの執事王子として! いっぱい手伝ってくれて、本当にありがとう! それじゃあ、またボクのステージを見にきてね~!
執事王:あらためて私からもお礼を……今回はお手伝いありがとうございました!
おかげさまで、祝祭もますます盛り上がっていくことでしょう。
まだプリンセスデーの祝祭は始まったばかり。冒険者さんも、引き続き楽しんでいってください!
絶対に、ピコットだけのお姫様だった彼女も、楽しんでくれたと思うヒカセンでありました。
ほろりとする、こういう物語に弱い今日この頃。
以上、新しいアイドル誕生の年となった、2025年プリンセスデーでした。
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クリア報酬

向かって左側はフェイスアクセサリーのキャットアイグラスを使用しています。
向かって右側セネシャルプリンス・ジャケットは染色しています。
- 染色1をカララント:ボーンホワイトを使って染色
- 染色2をカララント:アイスブルーを使って染色

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