
※2025年新生祭クエスト内容に関するネタバレがあります。ご注意くださいませ。
新生祭2025年 開催中!

ファイナルファンタジーXIVは、2025年8月27日(水)で新生して12周年を迎えます!
これを記念して、シーズナルイベント 「新生祭」 が、9月11日まで開催中!
というわけで、2025年版の新生祭クエスト「新生祭と、ラノシアの小さな冒険」をねこちゃんとやってきましたよ~🐰🐱
今年もリムサ・ロミンサで開催中。

BGMがクリスタル……この雰囲気いいですよね。
さあ、今年も詩人と12年をお祝いしましょう!
そもそも、新生祭って!?
過去に感謝し、今を祝福し、未来を祈る……。
神聖なる心持ちで、新生祭を過ごしましょう……!
夜空には美しい花火があがりますよ。
「新生祭」とは、かつてエオルゼア全土を襲った悲劇、「第七霊災」の犠牲になった方々を悼み、その陰で戦った英雄たちに感謝するためのお祭りです。
新生祭実行委員 : 期間中は、クリスタルを用いた荘厳な装飾が街を彩ります。
この幻想的な雰囲気に浸り、過去を偲び、今を喜び、未来の幸福を祈りましょう。
クエスト「新生祭と、ラノシアの小さな冒険」
受注方法
- 開始地点:リムサ・ロミンサ:上甲板層(X11.3,Y13.7)
- NPC:異邦の詩人
- 受注条件:レベル15以上

クエスト開始は、リムサ・ロミンサ:上甲板層(X11.3,Y13.7)の”異邦の詩人”から受注できます。

異邦の詩人


異邦の詩人
おや、君は……。
会えて嬉しいよ、どうやら海神リムレーンが、西風とともに幸運を運んでくれたようだ。
というのも、実は新生祭で披露する詩の創作に詰まっていてね……
何か、刺激を得られる話を聞けないかと思っていたところなのさ。
よければ情報収集を手伝ってほしいのだけど、どうかな?
ありがとう、君の親切心と好奇心に感謝を。
知ってのとおり、新生祭とは霊災の犠牲を悼む鎮魂の祭りであり、遺された人々が気持ちの区切りをつけるための催しでもある。
詩のためにも、皆が前を向けるような話を聞けるとありがたいね。
なんにせよ、立ち話というのも野暮だ。
情報収集といったらまずは酒場、溺れた海豚亭のバデロンさんに、話を聞いてみようじゃないか。
????
ンなァーんでだよ、おっちゃんのケチ!
登録くらい、いいじゃんかよー!
バデロン
何度言っても、駄目なもんは駄目だ。
いくらなんでも、早々におっ死ぬとわかっているガキんちょを、冒険者と認めるわけにはいかん。
しっかし……ル・チャって言ったか、お前さん、何だって冒険者になりたいんだ?
ル・チャ
にひひ……ウチ、今ど~しても行きたいところがあるんだ。
けどさ、子どもがひとりで街の外に出ようとしても、イエロージャケットの衛兵さんに止められちゃうよね。
でもでも、冒険者ならおとがめなし!
自由に「じこせきにん」でどこへでも、でしょ?
だからウチ、冒険者になりたいんだ……お願い!
バデロン
おとがめなしって、そんなわけあるか。
なんて無茶苦茶な発想だよ……。
いいか、人によりけりではあるが、冒険者ってのは、基本的には都市民の頼み事を請け負う仕事だ。
なのに実力不足のお子様を送り出して死んじまったら、冒険者ギルドの評判も下がるし、依頼した方だって寝覚めが悪い。
悪いことは言わねえから、10年後に出直してくるんだな。
ル・チャ
むぅ、新生祭の今じゃなきゃって言ってるのに……。
ケチケチケチ、ケチのバデロン、今度からおっちゃんのこと、ケチロンって呼んでやる!
バデロン
おうおう、かまわねえよ。
いいからとっとと家に帰って、飯食ってあったかくして寝とけ!
異邦の詩人
失礼、あの子は……?
あー……すまん、見苦しいところを見せちまったな。
近所で見かけるガキなんだが、冒険者登録したいとか言い出したから、断ったところだ。
ス・ホジュビ
でもさバデロン、あのまま帰してよかったのかい?
あの子、すんなり諦めるようなタマには見えなかったけどねえ。
バデロン
たしかに……どこかに行きたいとか言っていたし、無理やりにでも、街から抜け出しかねないかもな。
そうなると……
すまんが、お前さんたち、よければあのガキ……ル・チャを追ってくれないか?
店を放っておくわけにもいかんし、頼むよ。
異邦の詩人
なにやら興味深いね。
「新生祭の今じゃなきゃ」と言っていたのも気になる……
これも何かの縁だ、彼女の話を聞いてみようじゃないか。
バデロン
恩に着るぜ。
街の外を目指すなら、一番近いのは低地ラノシア方面の出口……
まずは付近の警備「クリンドレール」に声をかけてみてくれ。
クリンドレール

クリンドレール
この先は、低地ラノシアへ続く裏門、「テンペスト陸門」だ。
どうかしたかな?
バデロンさんに頼まれて……なるほどね。
その特徴の子なら、さっき見かけたよ。
同族の商人の後ろにくっついて堂々と通ったもんで、最初は親子かなと思ったんだけどね。
やけにこちらをチラチラ振り返るから、怪しく思えてさ。
そんなわけで、巡回中だった同僚の「アヨヨ」に連絡済み。
今頃呼び止めて話を聞いてるだろうから、気になるなら、低地ラノシアまで行ってみるといい。
異邦の詩人
情報ありがとう、さっそく伺うとするよ。
アヨヨ

アヨヨ
おや、前の新生祭ぶりだね!
異邦の詩人さんにUsaの姐さん、お揃いで、何か用事の最中かい?
バデロンさんに頼まれて、この子の様子を……か。
これからいろいろ事情を聞かせてもらおうと思ってたから、ちょうどよかったよ。
ル・チャっていったね。
ひとりで街の外に出たら命を落としかねないってこと、あんたは自分でもわかってるはずだ。
そんな無茶してまで、何かわけでもあるのかい?
ル・チャ
ウチ、どうしても確かめたいことがあるんだ。
危なくても行きたい……ううん、行かなきゃいけないんだよ。
異邦の詩人
ル・チャ君にはル・チャ君なりの理由があるというわけだね。
だが、自分の身すら守れなさそうな君を、このまま見過ごすことはできないよ。
そこで、僕からの提案だが……ル・チャ君、どうだろう、君自身が冒険者になるのではなく、「依頼人」になってみてはどうかな?
信頼に足る冒険者を雇い、目的地まで護衛してもらう。
これが今、君の願いを叶える唯一の方法だと思うんだ。
ル・チャ
でも、ウチお金持ってないし……
子どもの頼みを聞いてくれる冒険者なんて、どこにいるのさ?
異邦の詩人
いるじゃないか、ここに頼もしい冒険者が!

今回は「わかった、任せろ」を選択しました
異邦の詩人
今回の報酬は、僕が代理で出させてもらうよ。
詩作のための打算もあるが……
このまま見過ごすというのも、心残りだからね。
ル・チャ
ホント? ホントにいいの?
ウチのやりたいこと、叶えてくれるの?
うわぁ、すげえ……!
アヨヨ
よかったねえ。
でもル・チャ、そうとなったら、あんたは「依頼人」としての心構えを覚えておかないとだ。
それは、自分を手伝ってくれる冒険者を味方だと信じること。
そしてやりたいことをキチンと伝えることさ。
できるかい?
ル・チャ
えっとね、ウチが行きたいのは、低地ラノシアにある、神サマの名前がついた灯台だよ。
街の子から「うわさ」を聞いたんだ……
新生祭のころ、灯台に怖いお化けが出るんだって。
近づいた子どもを、あの世に連れてっちゃうんだ、って。
それでその子、お化けは霊災で死んだ灯台守だって言うんだよ。
でも……ぜったいにそんなはずない。
だからウチが行って、自分で確かめてやるんだ!
アヨヨ
低地ラノシアの灯台は2つ、
そのうち一般人が近づけるのはオシュオン灯台だけ。
とはいえ、お化けの噂なんて聞いたこともないけどねえ……。
ちょっと気になるから、あたしもついてくよ。
イエロージャケットの隊士がいたほうが、姐さんもあとあと面倒を省けるだろうしさ。
ただし、あたしは火薬の調合と砲術が専門で、自慢じゃないが腕っぷしには自信がない。
道中には獣も出るから、姐さんの力、頼りにさせてもらうよ。
ル・チャ
ル・チャ
ンなぁ、冒険者の姉ちゃん、お名前教えて!
Usa 〇〇〇かあ……
じゃあ、Usa姉だね。
ウチのやりたいこと、助けてくれてありがとう!
ウチはどうしても「オシュオン灯台」まで行って、お化けの噂を確かめたい。
だから……このあとも、よろしくな!

クエスト「新生祭と、蒼茫の灯火」


ル・チャ
ル・チャ
Usa姉、アヨヨ姉、そろそろ出発する?
異邦の詩人
僕も同行して事の顛末を確かめたいところだけど、今はひとまず、溺れた海豚亭に戻るとしよう。
バデロンさんたちに事情を説明する必要があるからね。
君たちが何を見て何を知り、何を感じるのか……
あとで君の口からそれを聞くのも、趣向としては面白い。
よい旅になるよう、祈っているよ。

ここで一旦、ヨシダ……異邦の詩人さん、ご退出。
アヨヨ
さて、まずはここから東、分岐路の「迷子橋」まで行こうか。
この子にとっちゃ滅多にないことだろうし、目に留まるものがあれば、眺めていくのもいいかも。
ル・チャ、坂道になってるから、転ばないようにね。
ル・チャ
こんなのへっちゃら!目指すは灯台、いざ冒険開始だ!
ル・チャ
(迷子橋にて)

ル・チャ
うわー、川だ!
見てみてUsa姉、なんか変なのいる!
アヨヨ
このあたりまでなら、親御さんについて歩いてる子もたまに見かけるね。
ル・チャは、来たことあるかい?
ル・チャ
うん、むかし来た!
でもウチ、とーちゃんもかーちゃんも霊災で死んじゃったからさ、それからはこっち側、ほとんど来たことないんだ。
あっ、でも孤児院のみんなといるから、まいにち楽しいよ!
アヨヨ
孤児院ってことは「リムレーンの園」かい?
あそこはたしかに、活気があるからねえ。
海都には、元紅血聖女団の人が運営してる、「リムレーンの園」って孤児院があるんだよ。
ル・チャはそこの子なんだろう。
となれば、リンクパールで同僚に伝えて、連絡を入れといてもらおうかね。
灯台まではまだ遠い、帰りが遅くなったら心配するだろうし。
さてル・チャ、次は坂道を上ってオシュオン大橋を目指すよ。
はりきりすぎるとあとで疲れちゃうから、ゆっくりね!
ル・チャ
(オシュオン大橋にて)

ル・チャ
うわー、高っけー、でっけー、すげーーー!!
アヨヨ
わかるよー、橋の上から初めて景色を眺めたときは、あたしも「すげーーー」って思ったもん。
この橋は、大波で陸地が割れちまったところにかけられてるんだ。
海都の人たちが「負けてられるか」って協力して、理不尽な霊災に立ち向かった、その証みたいなもんさ。
ル・チャ
にひひ、そういうの「はんこつせいしん」って言うんでしょ?
リムサ・ロミンサの大人が元気にキビキビ働けてるのは、そういう気持ちで、好きで仕事をしてるからなんだってね。
Usa姉も、冒険者の仕事、好き?

今回は「もちろん」を選択しました
やっぱりそうかー、さすがUsa姉、大人!
ウチのとーちゃんたちも、きっと仕事が大好きだったと思うんだ。
園長先生も言ってたよ、「あんたの両親は霊災に立ち向かったんだ、立派さ」って。
でもウチ、それがよくわからなくて。
だってとーちゃんたち、結局帰ってこなかったから……
園長先生は「いつか話す」ってはぐらかすし、それでウチは……
う~ん、うまく言葉にできないや。
依頼人ならちゃんと伝えなきゃだし、歩きながら、ちょっと考えてみる!
アヨヨ
やっぱり、まだあの子が言えてないことがあるみたいだね。
もしかしたらル・チャが知りたいのは、噂の真偽というより……
まあ考えても仕方ないか、今は灯台を目指そう。
アヨヨ
(道中にて)

アヨヨ
ル・チャ、わかる?
遠くに見えるのがオシュオン灯台、神サマの名を冠した、ふたつの灯台のうちの片割れさ。
あそこには、灯台守の「ロストンゼッヘ」さんがいる。
お化けの噂にしろ何にしろ、着いたら尋ねてみるといいよ。
ル・チャ
灯台守……。
Usa姉、アヨヨ姉、なんでお化けのこと知りたいか、ウチまだ言えてなかったよね。
あのね、ウチのとーちゃんとかーちゃんも、灯台守だったんだ。
でも霊災のときも帰ってこなくて、そのまま……。
だからウチ、灯台守のお化けって聞いて思った。
もしかしたらそれ、とーちゃんたちかも、って。
アヨヨ
なるほどねえ、それで噂の真偽を確かめようと思ったのか。
亡くなったご両親が現れて、恐ろしいことをしてるだなんて……
そりゃあ気になるし、違うって言いたくもなるよね。
ル・チャ
うん、でもさ……それと同じくらい、
本当にいてくれたらな、とも思っちゃう。
たくさん聞きたいこと、話したいこと、あるから。
とにかく、もうちょっとで本当のことわかるよね?
なら、ウチ歩く、がんばる!
ル・チャ
(道中にて)

ル・チャ
うわ、海が変なかたちに固まってる……?
なにあれ、すげー!
アヨヨ
この辺は霊災の影響が大きくてね、押し寄せた津波で地形が変わっちゃったんだ。
あの「ソルトストランド」も、そのときにできたそうだよ。
ダラガブの破片が落ちて周囲のエーテルが結晶化したとか……
難しい理屈は、よくわかんないけどさ。
ル・チャ
そっかあ……ウチ、霊災のときは、かーちゃんの友達だった園長先生と一緒に避難してたんだ。
そのときはただ怖くて、よくわからなかったけど……
霊災っていうのは、こんなにでっかい地面や海がどうにかなっちゃうくらい、とんでもないものだったんだな……。
とーちゃんたち、どんな気持ちだったんだろう。
そっか、ウチはきっと、それを……。
ロストンゼッヘ
(オシュオン灯台にて)
ロストンゼッヘ
……こんなところに客とはな。
どうした、何か用か?
灯台守の幽霊……住み込んで長いが、そんなのは一度も見てねえ。
夜に出歩く俺の姿やら洗濯物やらを見間違えたか……
まあ「出そう」な場所だし、子どもの噂になるのはわかるけどよ。

ル・チャ
そっかあ……教えてくれてありがとう。
とーちゃんたちのお化け、やっぱりいなかった……。
ロストンゼッヘ
しかし驚いたぜ、嬢ちゃんはル・アトーさんの子なのか。
ご両親は灯台守の先輩でな、俺はいろいろ世話になったんだよ。
ル・アトーさんたちは、対岸にあるリムレーン灯台を管理してた。
あのあたりは今じゃ小島だが、霊災前は地続きの半島で……
手強い魔物がうろつく、ウィドークリフっていう土地だったのさ。
物資を送り届けるにも、手練れの冒険者を雇わないといけないくらいでな。
嬢ちゃんのご両親は、そんな過酷な場所で灯台を守ってたんだ。
ル・チャ
おっちゃん、もし知ってるなら教えて!
とーちゃんと、かーちゃんのこと……。
霊災のとき、とーちゃんたちはウチのことを園長先生に預けて、ずっと灯台守の仕事に行ってて……大波で、死んじゃった。
それは聞いたんだけど……
危ないってわかってるのに、どうして……?
ウチ知りたいんだ、とーちゃんたちが何をしようとしたのか、どんな気持ちでいたのか……!

ロストンゼッヘ
俺は別の任地にいたから、通信記録や資料を見ただけだが……。
霊災の折、ル・アトー夫妻はとんでもない津波から、リムレーン灯台を守ろうとしたらしい。
きっと土嚢や木材を積み上げ、なんとか水量を分断して、受け流そうとしたんだろう……。
だがあの大波は、人の工夫でなんとかなる相手じゃなかった。
ラノシア自体が滅茶苦茶にされ、行方不明者も多く出てな……
軍や冒険者が中心になって、連日の救助活動が行われた。
俺も志願して、ル・アトー夫妻の捜索に参加したんだが……
だがな、霊災の日……そうまでしてご両親が灯台に留まらなきゃ、海に出てたたくさんの船が、帰る場所を見失ってた。
大勢の船乗りが、ふたりのおかげで助かったんだよ。
ル・チャ
そう、だったんだ、
とーちゃんたちは、誰かのために……。
園長先生が立派って言ってたのは、そういう意味だったんだね。
でも……でも、ウチはさ、誰にも褒められなくていいから、生きててほしかったなあ。
ロストンゼッヘ
なあ、提案なんだが……お前さんたちさえよければ、ル・アトーさんたちの思い出話を聞いてかないか?
って言っても、灯台守の仕事とか、夫妻の普段の様子とか、他愛もない話ばかりだが……。
それが、生き残った俺にできる数少ないことだろうからな。
ル・チャ
ホント!? ウチ、聞きたい!
とーちゃんとかーちゃんのこと、もっと!

ル・チャ
おはよ、Usa姉!
にひひ……早起きして、灯台見てたんだよ。
霊災の前まで、とーちゃんたちはあそこにいたんだな……って。
ウチ、ずっともやもやしてたんだ。
とーちゃんたちに置いていかれたような気がしてさ。
だから、もし会えたら……
なんでウチを放って仕事に行ったのとか、寂しかったとか……
大好きだったとか、いろいろ言いたかったんだと思う。
うん、お化けはいなかったけど、代わりにとーちゃんたちの話、たくさん聞けたね。
それで思ったんだ……いつか、とーちゃんやかーちゃん、それにUsa姉たちみたいに、
誰かの「いま」を支える仕事がしたいって……だから……
だからウチ、来てよかった!
連れてきてくれて……
新しい景色を見せてくれて、ありがとう!

ル・チャ
(リムサ・ロミンサにて)

ル・チャ
Usa姉、アヨヨ姉、付き合ってくれてありがと!
疲れたけど、なんかスッキリした!
アヨヨ
いいさ、また何かあったら気軽に声かけなよ。
あー……ただし、こっそり街を抜け出すとかの無茶は、もうしないように!
ル・チャ
じゃ、ウチは孤児院に帰る!
園長先生たち、心配は……
えーと……大丈夫、たぶん!
アヨヨ
そうそう、姐さんはこのあと報告があるだろ?
同僚の話じゃ異邦の詩人さんはアンカーヤードにいるらしいから、行ってみるといいよ。
あたしはとりあえず、ル・チャを送ってく。
このあとは新生祭名物になった特大花火の打ち上げがあるからね、よければふたりとも、見ていってほしいな。
ル・チャ
んじゃ、Usa姉!
バイバイ、またね!
異邦の詩人
(アンカーヤードにて)

異邦の詩人
やあおかえり。
どうだったかな、ル・チャ君はお化けの噂を確かめられたかい?
なるほど、彼女が灯台を目指した本当の理由は、霊災で亡くした両親のことを確かめたかったから、か。
……誰かが誰かを想って行動するとき、そこには物語が生まれる。
それはすべての人、すべての日々に起き得ることで、ゆえに僕らが触れられるのは、多くの物語のごく一部に過ぎない。
だが時には、そんな小さな物語が誰かに届くこともあるのだろう。
ちょうど、灯台守の夫婦が護った灯火が、時を超えて我が子の横顔を照らしたみたいにね。
協力してくれてありがとう。
君はル・チャ君の願いを叶えると同時に、詩作の刺激を得たいという僕の依頼にも十分に応えてくれた。
おかげで、いい詩が書けそうだ。

異邦の詩人
よければ大花火の時間までもう少し、話を聞かせてくれないかな。
ひとつ、いい詩が浮かんだよ。
ちょうど新生祭の特大花火を観に、人が集まってきたところだ……
聴いてくれるかい、日々を歩む誰かに向けた、明日への詩を。

ここで、例の幻想ターン。
????
ようこそ、光の戦士よ……。
ここは、現し世とは異なる世界……。
目にしているものはすべて、君の夢や幻かもしれないし、
そうじゃないかもしれない……。

ヨシダ・ナオキ
また会えたね、僕の名前は「ヨシダ・ナオキ」。
驚かせてすまない、今日は改めて君にお礼が言いたくて、次元の狭間での邂逅を演出させてもらったんだ。
長い長い年月……
僕たちは君と一緒に冒険の路を歩ませてもらった。
共に歩む旅路に終わりはなく、それは今日も、そして明日もまた、変わらない日常としてこれからも続いていく。
僕はできるだけ前を向いて歩いてきたけれど……
時には立ち止まり、その旅路を振り返り、そこで得た経験や学びを確認することも必要だと、最近特に思うようになったんだ。
こんな風に言うのはおかしいかもしれないが、僕も少し大人になったのかもしれないね。
成功からも、そして失敗からも学び、あらためて誠意を尽くして歩んでいくこと……
この旅路の始まりに決意したことを、今一度、愚直にやってみようと思うんだ。
願わくば、どうかこれからも、僕たちと一緒に歩んでくれると嬉しいよ。
そして、光の戦士Usaと、僕たちの歩む人生という名の旅路に、これからも母なるクリスタルの加護があらんことを!
……さて、忙しい君をあまり引き止めるものじゃないな。
この幻想も、そろそろ終いとしよう。
ひとときの夢から覚める頃合いだ。
この世界は、まだまだ続いていく……。
だから願わせてもらうよ、僕らの路が、旅の先で、いつかまた交わらんことを。
そのときまで、どうか元気で。
これからの君の旅が、良いものでありますように。

異邦の詩人
この世界に生きる人が紡ぎだす、さまざまな出来事……
その多くはきっと、世界の命運とは関係のないものだ。
誰にも知られなくたって、何事もなく日々は続いていく。
けれど君はそんな物語まで拾い集め、ときに誰かへ届けてくれる。
その歩みに感謝を込めて、もうひとつ……
君に、旅の実りを願う詩を贈らせてほしい。
輝く黄金 昇る陽の道 果てなき空が旅へと誘い
鈍き蒼銀 人の至る道 果てなき白が旅路を覆う
此方に見ゆるは灯火の光 今はただただ 遠かれど
彼方に見ゆるは星の命火 その温もりが かく語る
私たちはここにいる 君よ いつの日かたどり着かん
ル・チャ君もアヨヨさんも、そしてもちろん君も、きっとこれから、多くの物語を紡いでいくのだろう。
もっとも、君の場合は人より少しだけ多彩かもしれないし、ときには大きな困難に見舞われることもあるかもしれない。
けれど、どうか覚えていてほしい。
その道がどれだけの暗闇に覆われようとも、君が拾い集めてきた物語は、君の味方だということを。
それらがいつか、君を導く灯火となることをね。


アチーブメントは ”ありがとう12周年!”。

ミニオン「マメット・グルージャジャ」
マメット・グルージャジャ
(可愛いミニオンで、新生祭限定の特典! コレクションにぜひ♪)

トラル大陸の統べし双頭の連王、グルージャジャを模した魔法人形。即位70年を記念して現地で作られた品のようだが、エオルゼアに進出したマムージャ族たちが自部族の王の威光を示そうと、海を越えて持ち込んだらしい。

お二人(?)ともに元気なグルージャジャのミニオンです。

豪放磊落「グハハハハ」な笑顔。

後ろ姿の羽もかなりリアルに再現。
販売アイテム:新生祭販売担当<SEASONAL>

