
ロジクールG600ユーザーは意外と多いが……

ねこちゃんも普段使っているマウス、G600。
先日、ちょうどねこちゃんの何代目かのG600も寿命が尽きたわけですが、G600はECサイトなどでは品薄になりがち!
そんな時に不安になるのが
- 「同じ感覚で使えるマウスは他にある?」
- 「G HUBの設定は引き継げる?」
- 「ボタン配置を一から作り直す必要がある?」
という3点だと思います。
ここでは G600ユーザーが“最短・最小ストレス”で乗り換えるための完全手順 をまとめます。
是非、ねこちゃんも参考にしてね😊


この写真は2代目かな? そして今はもう4代目。
個人的にどうしてもG600から乗り換える気にならないのは、ぶっちゃけ、再設定が面倒くさい。この一言に尽きます。
品薄?! 多ボタンマウス ロジクールG600から乗り換えるなら?

G600からの乗り換えで最優先すべき条件はこの3つ。
- ✅ 12ボタン以上の多ボタン
- ✅ G HUBで設定できる(設定移行が楽)
- ✅ ホイールチルト or 類似入力が可能

この条件を満たす現実的な候補は、2025年時点では以下に集約されます。
最有力:Logicool G600 後継ポジション G502派生
※G600は実質終売扱いのため、完全な後継機は存在しません。
その代替として最も近いのがこの系統です。
G502 X / G502 HERO 系
- ボタン数:11~13前後
- 特徴:
- クリック感・精度が非常に安定
- G HUB完全対応
- プロファイル移行が楽
- 注意点:
- G600の「親指12ボタン」配置とは大きく変わる
👉 ボタン数は多少減っても、G HUB環境を維持したい人向け
MMO特化の王道:Razer Naga シリーズ
- ボタン数:12~20
- 特徴:
- 親指12ボタン配置あり
- MMO特化設計
- 注意点:
- G HUBではなく Razer Synapse に移行
- プロファイル互換は不可(手動再設定が必要)
👉 G600とほぼ同じ親指配置を最優先したい人向け
価格重視の多ボタン系MMOマウス
- その他多ボタンマウス
- ボタン数:12~18
👉 安価で乗り換えしたい方へ
安価なもののデメリットは大きめ
・ソフトが不安定
・プロファイル移行不可
・耐久性にバラつき
結論:用途別おすすめ
| 用途 | おすすめ |
|---|---|
| MMOガチ勢 | Razer Naga |
| 設定移行を最優先 | G502 X / G502 HERO |
| サブ用途・予備 | 安価多ボタン系 |
設定の引き継ぎ方法(G HUB編)

G600 → G502など Logicool同士の移行 なら、
G HUBの設定は “一部流用+一部再割当” で移行できます。
G HUBでできること・できないこと
| 項目 | 可能か |
|---|---|
| プロファイルの保存 | ✅可能 |
| DPI設定の流用 | ✅可能 |
| マクロの再利用 | ✅可能 |
| ボタン配置の完全自動コピー | ❌ 不可(機種ごとに再割当が必要) |
G HUB設定の引き継ぎ手順
手順① 現在のG600プロファイルを保存
- G HUBを開く
- G600を選択
- プロファイルを保存
手順② 新マウスを接続してG HUBに認識させる
- G502などをUSB接続
- G HUBが自動認識
手順③ DPI設定をコピー
- G600で使っていたDPI値を
- 新マウス側に同じ数値で設定
👉 これで カーソル速度の違和感はほぼ消えます
手順④ マクロを流用
- 旧プロファイルに登録してあるマクロを
- 新マウス側にコピー割当
ボタン配置を崩さない移行手順(最重要)

ここが 乗り換え成功率を左右する最大ポイント です。
移行の基本ルールは「完全再現しない」!
G600の12ボタン親指配置を、G502などの少ボタンに そのまま完全移植しようとすると失敗します。
ステップ①:G600の操作を「役割」で分類
まず、今のG600配置をこう分類します。
- 毎日必ず使う操作(攻撃、回復、決定)
- 時々使う操作(マウント、UI、ショートカット)
- レア操作(エモート、切り替え系)
ステップ②:最重要スキルだけを新マウスに集約
新マウス側には
- 「毎日必ず使う操作」だけを配置
- 時々使う操作は キーボード側へ引っ越し
👉 ここで 無理に全部をマウスに戻さないのがコツ です。
ステップ③:1週間は“仮配置期間”にする
- いきなり完全固定しない
- 戦闘・作業中に「押しにくい」と感じたら即入れ替え
この1週間でほぼ最適化されます。
ステップ④:最終配置をG HUBに書き込み固定
- 操作感が安定したら
- オンボードメモリに保存
- これでどのPCでも同じ操作感で使用可能
G600からの移行で「失敗しやすいパターン」
・ 最初からG600の全配置を再現しようとする
・ DPIを合わせずに「違和感がある」と感じ続ける
・ マクロを作り直さず、操作がバラバラになる
・ いきなり固定配置にしてしまう
👉 この4つを避けるだけで、移行の成功率は一気に上がります。
最終まとめ:G600卒業は「正しい手順を踏めば失敗しない」
- 完全互換の後継機は存在しない
- 設定移行は Logicool継続 or Razer移行で分岐
- ボタン配置は「完全再現」ではなく「必要操作の再集約」
- 1週間の仮配置期間が成功のカギ
- DPIとマクロの引き継ぎを最優先で行う

ぼくもそろそろ移行への覚悟を決めるか……。
(4代目の灯火が消えかかったらね)

































